2006春 広島ツーリング 2006年3月21日(火・祝) 晴れのち曇り一時雨 1日目:呉・大和ミュージアム |
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サプライズ・ミーティング | |
ダボジーへ戻ると、ヘルメットの中に何やら紙切れが。 「なんだろう?」 開けてみると、 『ロータス78です。 ご苦労様です。無事に到着され何よりです。 私は今、家族と目の前のデパートにおります。 何かありましたら、連絡を下さい。・・・』 |
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なんと、ロータス78さんからのお手紙だった。 呉にお住まいのロータス78さんには、出発前に呉や尾道のオススメスポットを色々教えていただいていた。私が掲示板で現在位置などをカキコんでいたこともあり、様子見に来てくれたようだ。 手紙は尾道ラーメンのお店や名所を印したお手製マップにもなっており、わざわざ私のために作ってくれたのだろう。 超〜、感激! 書き込んであった時刻を見ると、12時40分。もしかしたらまだ居られるかも?と携帯へ電話。 すると、まだデパートに居られて、今から再びこちらに寄って下さるとのこと。 |
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『やぁー、どうも初めまして』 ロータスさんが現れる。 「こちらこそ初めまして。マエダンゴです。」 そう、ロータスさんとは同じネット仲間のもとさんの紹介で掲示板で知り合っていて、お会いするのは今回が初めてだ。 ちょうどご家族と買物で隣のデパートに来られていて、もしかしたらいるかも?と寄ってくれたそうだ。そろそろ帰るところだったそうで、あと5分遅かったらデパートを離れていてお会いできなかったかも。お会いすることができ、本当に良かった! わずか15分ほどの時間だったが、しばしロータスさんとツーリング談議をすることができ本当に嬉しかった。 福井にお越しの際は、私も馳せ参じます! |
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歴史の見える丘 | |
次に向かったのが、R487沿いにある歴史の見える丘。道路の沿いの法面が散策路になっていて、正岡子規の句碑を始め、呉に縁のあるものがモニュメントとなっている。 その中でもひと際目を引くのが、戦艦大和の艦橋部をモチーフにした「噫(ああ)戦艦大和之塔」。塔の右側には大和、左側には長門の主砲徹甲弾が飾られていた。 雨が少し降り出してきた。ヤバイ、先を急ごう! |
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アレイからすこじま | |
R487から分岐してすぐの、ロータスさんオススメのスポット、アレイからすこじまへ。ここは日本で唯一、潜水艦を間近に見ることができる300mほどの細長い公園だ。 ここにある潜水艦桟橋は、映画「男たち〜」で大和に乗り込む小型艇乗船シーンで使われた場所でもある。 |
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潜水艦桟橋の正面には自衛隊の官舎があり、官舎と桟橋の間には道路を跨ぐ専用の歩道橋もあった。まさにドア・ツー・ドアの職場だなぁ(笑) 官舎の中をフェンス越しに覗いてみると、やたらバイクが停めてある。そう言えば付近の歩道にもかなり駐輪してある。自衛官にはライダーが多いのだろうか? |
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広島風お好み(焼) | |
時刻は14時。お腹が空いてきた。広島と言えば、やはり広島風お好み。学生時代は、週に3回以上食べていたほど大好きだ。 広島市内であれば、昔よく行ったお店があるが、呉はとんと解らない。まぁ中心街に行けば、数軒はあるだろうと、本通のアーケード街に向かう。 時間もあまりないので、最初に目に入った多幸膳(たこぜん)という店に入る。 |
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メニューを見て注文したのは、お好みそば肉玉のそばW(ダブル)(840円)。そばが2玉入る。 学生の頃は、そばトリプル(そば3玉)やそばダブル&うどんシングルのちゃんぽんといったものを食べたあとに、もう1軒別の店に平気でハシゴしていたっけ。あの頃は体育会でスポーツをしていて、いくら食べても太らなかったのに、今では食べただけ大きくなってしまう。(笑) |
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山盛りのキャベツやモヤシが、ペッチャンコになるくらい野菜いっぱいでヘルシーなお好み。昔初めて食べた時には、「俺、焼きそばなんて頼んでないぞー?」と思ったほど。 ソースはもちろん、おたふくソース。昔は広島に来るたびに買って帰ったものだが、最近では福井でも売られているぐらい全国区になった。カープソースというのもあるけど、こちらは福井ではとんと見かけない。ソースをたっぷりかけて、いただきます! そばや野菜が多いので、関西風のお好み焼と比べ崩れ易く、他県の人はお皿と箸でいただく人が多いが、やはり鉄板の上で、コテを使って食べるのが通。 ハフ、ハ、ハ、熱っ! |
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県道279 | |
お腹も膨れ、次の目的地を目指す。明日は尾道のロケセットを見る予定だが、天気が下り坂なので、できるだけ尾道に近いところで泊まりたい。 R185を東に向かって進むが、広で県道279に入る。この道もロータスさんオススメだ。王子製紙の工場を過ぎた山側のコンクリートの擁壁には、所々窪みがある。ロータスさんの話では、これは戦争中、米軍機の機銃掃射でできた弾痕の跡だそうだ。また防空壕を塞いだ跡もあちこちにあり、戦争の傷跡が今も残る。 |
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前方に大きな斜長橋が見えてきた。本土と下蒲刈島を結ぶ安芸灘大橋(自二550円・原付50円)である。学生時代に一度ここまで来たことがあるが、当時はこの橋はまだなく、渡し船を使わなければならなかった。 途中年季の入った雰囲気の神社を発見!チョッと立ち寄ってみる。磯神社と記されたこの神社は、絵馬殿を備え由緒がありそうだ。境内の一画には、白井水軍という石碑があり、古の海の男たちにしばし想いをはせる。 |
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R185 | |
R185に戻り、東進を続ける。この辺も平成の大合併のためか、旧川尻町・旧安浦町は呉市、旧安芸津町は東広島市になっていた。 映画「時をかける少女」のロケにも使われた竹原市の風情ある街並を抜けると、右手に小さな島が見えてきた。その島の名は大久野島。本当に小さな島だが、大戦中ここで日本軍の毒ガス兵器が製造されていたと学生時代に習った。島内には毒ガス資料館があり、機会があれば訪れてみたい。 |
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すなみ海浜公園 | |
三原市に入り、そろそろ日も傾きかけてきた。雨は止んではいたが、またいつ降りだすか判らない空模様。早く今晩のネグラを見つけないと・・・ 17時、すなみ海浜公園に到着。ロータスさんから、キャンプ泊するならココがおススメという情報を頂いていた。 海沿いに人工海浜が造られており、駐車場や芝生部分もある。国道沿いで若干うるさそうだが、ここにテントを張ることにした。 |
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最初芝生部分にテントを張ろうと思ったが、雨が心配だったので、屋根のある東家部分にする。真ん中にベンチが2つあり、やや窮屈だったが、ベンチがテーブル代わりに使えてまずまず。 晩飯を食べに行こうかとも考えたが、テントを張って横になると、睡魔が襲ってきていつの間にか寝てしまった。 2日目に続く・・・ |
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この日の走行距離:601q |