2006年春 足羽川桜並木プチツーリング
                                       ツーリングクラブ INDEXへ戻る
期間:2006年4月12日(水)
バイク:ZZ−R1100C2(ダボジー)
走行距離:24q

 花見へGO!
 平成18年豪雪と名付けられた今年の雪も消え、福井にも春の訪れがやってきた。
 ネット仲間の住んでいる太平洋側からは、既に桜の開花の情報が寄せられ、福井も遅ればせながら桜がほころび始めた。雪のせいで例年より開花が遅れると思いきや、ほぼ平年並みの開花となった。
 今回は遠出ではなく、福井の桜の名所をダボジーと共に回ってみよう。

自宅前の桜も満開だ。
 
 
 足羽川桜並木(幸橋付近)
堤防では一昨年の福井豪雨の復旧工事が続く。  まず向かったのが、福井市中心部を流れる足羽川堤防桜並木。堤防の土手に植えられたソメイヨシノが約2qほど続き、この時期、見事な桜のトンネルが出現する。
 桜の名所100選にも選ばれており、最近では中京・関西方面からもバスツアーで観光客がやってくる。
 あいにく河川敷には、一昨年の福井豪雨の復旧作業で使われている重機があり、若干風情を壊しているが、これも致し方ない。

桜のトンネルが2キロほど続く。
 堤防の両側に植えられた桜は、まさに
満開
 夜になると、花提灯が灯り、照明によるライトアップも行われ、昼間とはひと味違った幻想的な空間となる。
桜に見惚れるマエダンゴ。
夜には花提灯に灯りが灯る。ライトアップ用の照明。
老木が多く、水害の影響もあって、近々植え替えられるそうだ。 まさに満開!
桜並木から桜橋方面を望む。  この桜並木、戦後間もない頃に、空襲と震災で被害を受けた市民の憩いの場にということから植えられたもので、樹齢50年を超える老木が多い。
 また水害の影響で、根がやられたり、倒木した場所も多く、一部存続が危ぶまれていることもあり、近々植え替えられる計画があると先日ニュースで報道していた。
 いづれにしろ、後世に残すべきこの美しい桜並木を、みんなの手で守っていきたいものだ。

 
 
 桜橋
 幸橋から下流側にある橋が桜橋。福山雅治の「桜坂」ではないが、この時期まさにその名の通り、橋の両側から桜の匂いが香る。
 この橋上からは、上流側の幸橋、下流側の九十九(つくも)にかけての桜並木が一望でき、多くの観光客が、記念撮影に興じていた。

 誰か、この桜橋をモチーフにを作ってくれないかな〜。できれば演歌ではなく、コブクロとかケツメイシのようなアーティストの手で。
 それはさすがに無理?
桜橋。
言葉は要りません!
桜橋より九十九橋(下流)方面を望む。 桜橋より幸橋(上流)方面を望む。
 
 
 足羽山
足羽山から福井市内を望む。  続いて向かったのが、同じく桜の名所100選に選ばれている足羽山。標高50mほどの低い山で、桜の名所であると同時に、博物館やミニ動物園などもあり、福井市民の憩いの場にもなっている。
 昔は愛宕山と呼ばれていて、北の庄攻めの際に、羽柴秀吉がここに本陣を張ったとされる。

 車で登ることができるが、花見シーズン中は一方通行になり、夕方以降は車両禁止となる。徒歩の場合、笏谷石(しゃくだにいし)の石畳が続く愛宕坂の方が風情があり、オススメだ。
足羽山の登山道。初夏にはアジサイが咲き誇る。 継体天皇を祭神とする足羽神社。
足羽神社のしだれざくら。(福井市指定天然記念物)
根回り28m、目通り25mを誇る巨老木。 来年(2007年)は継体天皇が即位されて1,500年記念らしい。
 足羽神社は、第26代継体天皇らを祭神として祀り、創建1,500年を誇る越前祖神と信仰を集めている神社である。宮司の馬来田(まくた)家は、継体天皇の皇女、馬来田皇女(うまこたのひめみこ)の後裔とされている。

 境内にあるシダレザクラは、根回り28m、目通り25mを誇り、市の天然記念物にも指定されている。平日の日中ということもあり、花見客は割と少なかった。名物木の芽でんがくに後ろ髪を引かれながら、下山する。

足羽山山上にある茶屋。木の芽でんがくが名物だ。
 
 
 博多若鳥
 昼食は行きつけの博多若鳥というお店に行く。
 ここはその名の通り、鶏料理の専門店で、よくランチ時に利用している。

 それはここのランチメニューが日替わりで580円と低料金。そして何よりお気に入りなのが、かしわめしお替り自由ということ。
 ダシの効いたかしわめしは、おかずなしでも十分頂け、毎回お替り2回は確実だ。(笑)

 やはり、私は花より団子!?
昼食は行きつけの「博多若鳥」へ。
からあげ定食(750円)。特製タレと粒山椒でいただく。
日替わりランチ(580円)のメニュー。  水曜日は、日替わりがチキン煮込みカレーということで、かしわめしの付くからあげ定食(750円)を注文。他にもトロトロ卵がたまらない親子丼(550円)やオムライス(700円)なども絶品だ。
 からあげは、柑橘系の隠し味が利いた特製タレ粒山椒を混ぜていただく。何度食べても美味しい!もちろん、かしわめしはしっかり大盛3杯平らげました。(笑)

 博多若鳥
 福井市渕2-917 0776-33-3635 月休
 
 
 オーマイ、ゴッド!
ダボジーのセンタースタンド。  食事を済ませ、次の目的地味真野を目指す前に、ダボジーにも食事をあげようということで、セルフ式スタンドへ。
 ダボジーを停め、センタースタンドを立てようとする。
 せぇ〜の、よ・・・
 ボキっ!?

 な、なんと、センスタのステップ部が根元から、ポキっと折れてしまった。
ボキって、なに!
 どうやら、溶接部付近が湿気で錆びていて、腐食したのが原因だ。さすがにステップ部がないと、センスタを起こすことはまず不可能。
 とりあえず、サイドスタンドがあるので大きな支障はないが、センスタが使えないとチェーンのオイル補充や清掃がしにくいなど不自由だ。

 雨もポツポツ降り始めていたので、予定を中止し、馴染みのバイクショップへ向かう。

雨もポツポツ降り始めた。
 
 
 予定外の出費
 ショップに行き、訳を話すと大笑いされた。
 そりゃそうだ。ふつう折れるかー?

 「溶接で付きませんかね?」
 『あちこち錆びているので、溶接してもすぐ折れるよ』
 純正のセンスタは1万円近くするらしい。ヤフオク等で探した方が安いだろうが、とりあえずGWのツーリング時に間に合わせたいのと、センスタの出品などいつあるか判らないので、注文してもらう。
 また福沢諭吉さんが飛んでいくよ〜!(悲)
帰宅すると本降りになってきた。わずか24キロお出かけになってしまった。
この日の走行距離:24q

ツーリングクラブ INDEXへ戻る  文頭に戻る  次のページへ

Counter