ツーリングクラブ

　２００６春　奈良・吉野山ツーリング
　２００６年４月１９日（水）　曇り時々晴れ
　２日目：いにしえの都・奈良　その５
　

こちくや
続いて向かったのは、名産金魚関連のお土産品やグッズを扱っているこちくや。店先の道の真ん中には、紺屋川が流れている。もっとも川というより、用水路にしか見えないが・・・。　店名の”こちく”とは、豊臣秀長公の幼名、小竹に由来する。店先の真っ赤な可愛らしい金魚のぬいぐるみが出迎えてくれた。


	店内には、紙風船、根付、土鈴など所狭しと金魚に関するグッズが並べられており、中でもひと際目を引いたのが、紐を引っ張ると、プルプル震えながら動く小さなマスコット。その名も「郡山の金ちゃん」（600円）だ。　お店の人の話では、大和郡山市では毎年８月に「全日本金魚すくい選手権」なるものが開催されるとのこと。このこちくやさんは、過去全日本で優勝１回、奈良県予選でも優勝を飾った強豪でもある。



金魚すくいにチャレンジ！
	金魚の本場郡山では、全国大会に出場するためには、郡山市予選、奈良県予選という激戦を勝ち抜かないといけないらしい。　それではさぞかし練習されているのだろうと聞いてみると、練習はほとんど試合直前にしかできず、ぶっつけ本番が多いそうだ。　こちくやさんでは、１回５０円で金魚すくいができるので、久しぶりにやってみることにする。金魚すくいといえば、子供の頃夜店の屋台でやって以来３０年ぶりぐらいだろうか。

屋台では、モナカの皮に針金製の握り手が付いたものを想像するが、ここのは和紙を貼った本格的なものだ。左が競技用、右が一般遊戯用もので、一般用の方が、縁や握り手が太めにできている。
	まずは、競技用すくいでチャレンジ！　狙いを定めて、　よし、今だ！　バリッ！　駄目じゃん！
	すっかり熱くなってしまった私は、もう１度チャレンジ！今度は一般用のすくいを選択。　（これなら大丈夫だろう！）　今度は威勢のよい奴を避け、少しトロそうな奴を狙う。　そぉ～っと、背後から近づいていく。　　（よし、今度こそ！）
ビリッ！またしても失敗！　私って才能ないのかな～？　見ていたお店の人の話では、すくいは最初から水につけておいて、抵抗を少なくさせておくこと。金魚の背後から狙うと前に逃げていくので、正面から狙うことがコツだそうだ。　それなら早く言ってよ～！



ＢＡＢＹＦＡＣＥ　ＰＬＡＮＥＴ’Ｓ　ＤＩＮＩＮＧ　ＯＨＭＩＫＡＤＯ
そろそろお腹が空いてきた。先ほどとんまさを素通りしてまでも、寄りたかったお店とは？　１４時、大和郡山市内にある、ＢＡＢＹＦＡＣＥ PLANET'S DINING OHMIKADOに到着。ここは県道754（旧Ｒ２４）沿いにあり、色んな飲食店が集まっている。　ここのオムライス、ピラフ、スパゲティ類は全て、普通サイズでも２～３人前のボリュームがあり、その種類も豊富。　さぁ何を食べようか？
	やはりここはオムライスにしよう。一番人気のふわふわ帽子のオムライス（924円）を注文。　一般の人は一人で食べる場合、たいがいスモールサイズ（105円引き）を注文するらしい。　またレギュラーサイズの上のスモウレスラーサイズ（315円UP）もあるが、４～５人前分は優にあるそうで、店員から制止された。　今回は様子見でレギュラーサイズにする。

待つこと１５分。大きなパエリア鍋に入ったオムライスがやってきた。　でかっ！　鍋の直径は３０ｃｍはあり、その鍋にこんもりとオムライスがのっている。　これでレギュラーサイズなら、スモウレスラーサイズって想像できないよ～！　肝心の味はというと、ネーミングの通り、ふわふわトロトロの半熟卵に、コクのあるデミグラソースがマッチして、ベリー、デリ～シャス！　ボリュームを忘れ、どんどんスプーンが進む。さすがに３分の２を過ぎると、少しキツくなってきたが、最後まで美味しくいただくことができた。　食後は持参したクーポン券で、アイスコーヒーのサービス。まったりと食後を過ごした。　※詳細はテラめし倶楽部でも紹介しています。




家路に
	お腹も膨れたことだし、家路につくことにする。通常帰路は行きと別の道を通りたいのだが、昨日の写真データ消失があったので、その復原写真を撮るべく、行きと同じ道を通ることにする。　名阪国道を走っていると、強烈な睡魔が襲ってきた。大声で歌を唄ったり、身体を動かしてみるが、一向に衰えず、たまらず三重県境近くの五月橋ＳＡにピットイン。　ダボジーを停め、３０分程仮眠する。
昨日と同様、伊賀ＩＣから甲賀市・日野町と抜け、八日市ＩＣから名神高速へ。　休憩で立寄った多賀ＳＡで、四国ツーリングから帰る途中の１人のライダーと談笑。彼は３日ほどかけて四国を一周し、これから横浜まで帰るそうだ。　私もあと２週間ほどで、九州ツーリング。その前にセンタースタンドを直しておかないと・・・　幸運なことに予報が外れ、雨に遭うことなく１８時３０分に帰宅した。

この日の走行距離：２７０㎞

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