2006夏 お麺路ツーリング 2006年8月13日(日) 晴れ |
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2日目:お麺路ライダー変身! | |
宮川内ダム公園(第3麺:出前一丁)→(R318・K139)→8・熊谷寺→9・法輪寺→10・切幡寺→(阿讃山麓広域農道)→7・十楽寺→6・安楽寺→5・地蔵寺→4・大日寺→3・金泉寺→(K12)→2・極楽寺→1・霊山寺→セルフうどんまなの(第4麺:ぶっかけ中)→(K12・阿讃山麓広域農道・R318)→松乃家(第5麺:たらいうどん)→(R192・K3)→阿波市(旧阿波町)→阿波の土柱→(R193)→美馬市(旧穴吹町)→(R492:ラッキー街道)→(R192)→めん恋屋(第6麺:半田そうめん)→(K12)→美濃田の淵キャンプ場(無料・テント設営)→美濃田の湯(ハイウェイオアシス吉野川)→美濃田の淵キャンプ場(就寝) |
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第3麺目:出前一丁 (日清食品) | |
6時に起床。山間部ということもあり、朝方は涼しい。昨日は暗くてよく判らなかったが、テントを張ったのはダムのすぐそばだった。早朝ながら、ダム湖で釣りをする人たちが早くも竿を垂れていた。 お湯を沸かし、目覚めのコーヒーを飲みながら朝のまどろんだ時間を過ごす。 朝飯はインスタントラーメン。今回の旅は麺類しか食べないつもりだ!(笑) |
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お遍路ライダー へーんしん! | |
今日はいよいよ6年ぶりのお遍路再開。近くには札所が固まっているので、集中的に回るつもりだ。ライダー向きの半袖白衣に輪袈裟を装着し、お遍路ライダーにへーんしん! まずはすぐ近くの8番札所、熊谷寺へ。参拝前に寺務所で、切らしていた納札(おさめふだ)とロウソク・線香を購入。 納札とは、お遍路が自分の名前や住所、願意などを書いて、各札所の本堂、大師堂の納札箱に納めるお札のことで、巡礼の回数により白札(1〜4回)・緑札(5〜7回)・赤札(8〜24回)・銀札(25〜49回)・金札(50〜99回)・錦札(100回以上)など6種類ある。 参拝では、本堂・大師堂双方でロウソクと線香をあげて、納経(お経を読む)するのが作法なのだが、お経を開経偈(かいきょうげ)から回向(えこう)まで、まともに読むと30分以上かかるため、私の場合、 「南無大師遍照金剛、南無〜」 「願わくはこの功徳をもって、普く一切に及ぼし、我らと衆生と、皆ともに仏道を成ぜん」 |
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という具合に、御本尊御真言、御宝号、回向だけ唱える簡略バージョンで済ませる。 納経を済ませ再び寺務所に戻り、300円を差し出して納経帳に黒書と朱印を頂く。これはお寺にお経を納めた証としてそのお寺の印を頂くもので、巡礼者の徳をあらわし、大変御利益があるとされている。まぁ簡単に言うと元祖スタンプラリーみたいなものだ。またその際には、御本尊の御影(御姿)も頂ける。 その後、9番法輪寺、10番切幡寺、7番十楽寺、6番安楽寺、5番地蔵寺、4番大日寺、3番金泉寺、2番極楽寺と順調に巡礼し、正午1番札所の霊山寺に到着。 順打ち(1番から順番に回ること)の起点になる札所なので、寺務所脇の売店には様々な巡礼用品が販売されている。初心者の方には、巡礼の仕方や用具用品、作法なども教えていただける。 |
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第4麺目:ぶっかけうどん(中) (セルフうどんまなの) | |
お遍路を回ってお腹が空いてきた。今度はお麺路ということで、霊山寺そばのセルフうどんまなのへGO! ぶっかけうどん中(315円)のひやひやを注文。”ひやひや”とは、麺もダシも冷たくという意味である。参考までに”あつひや”は麺は温かくダシは冷たく、”ひやあつ”は麺は冷たくダシは温かく、”あつあつ”は両方とも温かくの意味である。 節約と麺づくしのためトッピングは、無料の天かすのみ。やはり讃岐うどん。麺にコシがあって、美味い。 |
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第5麺目:たらいうどん (松乃家) | |
次に向かったのが、土成名物のたらいうどん。昨夜泊まった宮川内ダムのすぐ先に数軒お店がある。最初有名な平谷家に寄ってみるが、駐車場は車でいっぱいで、係員に尋ねたところ、1時間半以上待たないといけないとのこと。そんなに待っていられないので、松乃家に向かう。こちらも混雑していたが、どうにか待たずに入れるそうなので、入店。 たらいうどんは、昔山で働く人夫たちが、釜揚げしたうどんをたらい移して、みんなで囲んで食したのが由来だそうだ。麺は1人前で1.5玉分あり、これもあっという間に平らげる。 |
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松乃家 徳島県阿波市宮川内字苅庭26 088-695-2084 10:00〜20:00 不定休 http://www.matsunoya.com/ |
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第6麺目:半田そうめん (めん恋屋) | |
巨大な土の柱が立ち並ぶ阿波の土柱やR492、通称ラッキー街道(旧穴吹町の郵便番号777に因む)沿いに点在する楽喜(ラッキー)宮殿をを見学したのち、つるぎ町(旧半田町)のR192沿いにあるめん恋屋で半田そうめん(600円)をいただく。半田そうめんは阿讃山麓から吹き降ろす寒風と吉野川の伏流水で育まれ、普通のそうめんより太めで、麺にコシがあるのが特徴。 めん恋屋 徳島県美馬郡つるぎ町半田字中藪149-9 0883-64-3281 11:00〜20:00 木休 |
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美濃田の淵公園キャンプ場 | |
17時、今夜のネグラ、美濃田の淵キャンプ場に到着。ここは吉野川の景勝地の一画にあるキャンプ場で、バイクもサイト内に駐輪可能な芝生のテントサイトが無料で利用できる。 先客でCB400の方がテント設営中だったので、私も近くにテントを設営させてもらうことにした。彼は広島から来られたUさん。設営完了後、彼と二人で近くにあるハイウェイオアシス吉野川内にある美濃田の湯(500円)へ。このハイウェイオアシスは、元々徳島道のSAなのだが、一般道からの利用もできる。広場では阿波踊りの実演を行っており、大勢の観客で賑わっていた。 美濃田の湯は、いわゆる温泉法上の温泉ではなく、地下200mから汲み上げた炭酸水素ナトリウムやフッ素などのミネラル分を豊富に含んだ深層地下水を沸かしている。pH8.2のアルカリ性で、角質除去など美肌効果があるそうだ。内風呂には薬湯・気泡風呂、寝湯、サウナなど多彩な浴槽があり、とてもSA内の施設とは思えぬほど充実。また露天風呂は眼下に吉野川がゆったりと流れ、夕暮れ時と相まって幻想的な風景を見ながらの入浴を楽しむ。 美濃田の湯 徳島県三好郡東みよし町足代1650 0883-76-5226 10:00〜21:00 火休 http://www.yosinogawaoasis.co.jp/ 入浴後、サイトに戻るともう1台バイクがやってきた。神奈川からきた大学生のNくんで、昨晩から愛車SR400で、600qをシタミチ自走してやってきたそうだ。 3人で時間の経つのも忘れて、ツーリング談義に興じる。 |
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この日の走行距離:149q |