2007春 磐梯・蔵王ツーリング
 2007年4月28日() 晴れのち雨のち曇り
 
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 1日目:その1 あと10分遅ければ・・・
 
 (千葉県)自宅→(R6)→松戸市(給油)→(R298)(埼玉県)→川口市→(R4)→越谷市→半田屋北越谷店(朝食)→(茨城県)(R4)(栃木県)→矢板市→(K30・R400)塩原温泉郷釜彦食堂(昼食)→不動の湯・岩の湯(混浴露天)
 
 みちのくへ
 東京転勤になって1ヶ月が経過。転勤前はネット仲間たちと大山ツーリングに行く予定だったが、諸般の事情で中止となる。
 また今回のGW休暇はカレンダー通り。このため前半3日間と後半4日間に分断。本来なら間の1・2日も有休でくっつけたいところだが、転勤間もない新参者にそのような暴挙は許されるはずもない。
 では前半3日間で何処へ行こうか?やはり東北方面しかないだろうということで、いざ出発。
早朝に出発するはずが、野暮用で8時の出発となる。
 
 
 あれは・・・!
うん?あの看板はもしかして・・・  自宅を出てR6・R298を経由してR4へ。今回も原則高速は使わず、シタミチで旅するつもりだ。
 土曜日で交通量はそこそこあるが、R4バイパスは順調に流れる。
 うん?あれは・・・!
 越谷市付近で気になる看板を発見!
 行き過ぎたのだが、思わずUターン。やはり半田屋だ。仙台が発祥の大衆食堂で、東北に行くときは必ずと言っていいほど寄ってしまうお店だ。もちろんダボジーを停めて店内へ。
半田屋北越谷店 半田屋のコピー、「生まれたときからどんぶりめし」。なんと共感できるコピーであろう!
 お盆を取って進む。ここは自分で好きなおかずを選べるシステム。
 あれ?なんか高くない?
 どうやら関東の高い賃料が転化されているのか、仙台のより2割ほど割高な価格だ。まぁ仕方ないか・・・
 かき揚げ(63円)、メンチカツ(84円)、ニラ玉(84円)、ツナサラダ(105円)、豚汁(105円)、めし中(158円)で計599円也。
 めし中とは、私にしては控えめなのでは?とお思いの方、半田屋にはめし大はないんです。
600円も出せば充分お腹が満たせます。
 
 
 R4バイパス
 半田屋でエネルギーチャージ後、再びR4を北上。後で判ったのだが、偶然にも我がテラめし倶楽部の会員たちがまさに同じ日に、京都の半田屋でオフ会をしていたみたいだ。もっとも彼らは、1人が千円以上食べるというおバカな企画をやっていたらしい。(笑)

 R4バイパスは一部混雑するところもあったが、総じて快適に流れる。時速●●●qで朝の出遅れを取り戻す。(あくまでも一般道です)

快適な4号バイパス。
利根川を越えて茨城県に入る 沿道には菜の花が咲いていた。
 
 
 K30〜R400
K40ではまだ桜の花を見かけることができた。  途中、宇都宮の餃子に釣られそうにもなるが、ガマンして先を急ぐ。矢板市で一旦R4と分かれてK30へ。この辺りはまだ桜の花をあちこちで見かけた。
 R400に入ると、箒川沿いの渓谷を走る。見覚えのある景色が広がってくる。実は15年ほど前に1度訪れたことがある。もっともその時はバイクではなく電車とバスでの一人旅だったが。
塩原町関谷からR400へ 箒川沿いの渓谷を走るR400
 
 
 ラーメン? 焼きそば?
 塩原温泉郷に入り、早速温泉といきたいところだが、まずは腹ごしらえに釜彦食堂へ。店内に入ると観光客で満席。丁度店先で一緒になったライダーと相席となる。
 注文するのは、名物のスープ入り焼きそば(700円)。ここに来る客の大半がこれを注文する。相席のライダーも温泉とこれを食べるために日帰りでやってきたそうだ。
釜彦食堂。
スープ入り焼きそば(700円)。一見ラーメンのようだが、確かに焼きそばの味がする。
有名人も多く訪れている  いよいよ我々の分が運ばれてきた。丼に麺とスープ。具はキャベツにかまぼこ。どう見てもラーメンのようだが、スープを飲んでみると確かに焼きそばの味がする。スパイシーなスープにキャベツの甘みが混じり合って、まぁこんな味もありかも。
 この店には他にもソースカツ丼(950円)があり、ソースカツ丼マニアの私としては是非とも食べて見たかったが、これは次回の楽しみに。

 
 
 あと10分遅ければ・・・
ここから箒川沿いの遊歩道へ降りる。  塩原温泉郷には寸志(200円)で入れる混浴露天風呂が4箇所ほどある。先ほど一緒になったライダーから情報を得て、不動の湯岩の湯へ行くことにする。
 箒川沿いの遊歩道へ下りて、しばらく歩くと釣り橋が見えてくる。その脇には岩の湯があるのだが、まずはその先にある不動の湯へ向かう。
 不動の湯へ続く道は雑木林の中を通り、まさに今にもクマが出そうな雰囲気。空の雲行きも怪しくなってきており、足早に温泉に急ぐ。
前方に吊橋と露天風呂が見えてくる。 こんな看板が!ほんと熊がでそうな山道を歩いていく。
 不動の湯に着くと先客が3人ほど居たが、いずれも男性。期待した女性の姿はなかった。
 湯加減はちょうど良いぐらいだが、湯船の底には藻が生えていた。森林を見ながら入浴していると、ポツポツと雨が落ち始めてきた。しばらくそのまま入っていたが、遠くでも鳴り始めたので急いで出る。
 戻る途中、前から一人の若い女性とすれ違う。
 『不動の湯はこの先でしょうか?』
 「は、はい」
 ちくしょー、あの雷さえ鳴らなければ・・・
不動の湯
 
 
 秘密の湯船
 いまさら不動の湯に戻る訳にもいかない。後悔の念に苛まれながら、岩の湯へ。ここは川沿いにあるため、湯船は対岸の遊歩道や旅館から丸見え。もちろん女性の姿は微塵もない。

 雨が落ちてきているが、屋根付の脱衣場があるのでひと安心。手前と奥に2つの浴槽があり、奥の方が少し熱め。湯船の底から源泉が湧き出しているようで、ポツポツ気泡が上がっている。
岩の湯
大きな岩に隔たれて2つの浴槽がある。 河原にある3つ目の浴槽
川の流れと目線が同じで迫力ある入浴が楽しめる。  また先ほどのライダーからの情報では、河原にもう一つ秘密の湯船があるとのこと。
 うん?あれか!
 増水時には見えなくなるほど川のすぐ横の大きな岩に、大人1人か2人がやっと入れるほどの窪みがあり、水が溜まっている。行ってみると、確かに温かく温泉だ。中は結構深くなっているので注意。
 この湯船に入ると、目線が川の流れと同じ高さで迫力が凄い!目の保養?はできなかったが、温泉に満足。

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