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 2008年8月3日() 晴れ時々曇り
 (千葉県)自宅→(R357)→千葉市→(R297・K143・24)→休憩→(R410)→久留里→高澤の水志保沢商店(昼食)→久留里城址(R410・K24)→姉ヶ崎→(R16・357)→自宅
 
 ガソリン高いよ〜!
 今日はまずまずの天気なので、久々にダボジーを動かしてやろう。ただ夏休みには長距離ツーリングにも行きたいので、節約せねば・・・。
 という訳で、近場の房総半島に決定!

 出発前に馴染みのセルフスタンドで給油。8月もガソリン価格が値上げされ、ついに170円台。1年前なら満タンにしても2,000円しなかったのが、今や2,500円以上。痛いよ〜!

いつも行くセルフでも、ついに170円台突破。
 
 
 R297〜K143〜K24
青い田園風景に白い雲。ホント夏らしい。  ガソリン高騰もあるので、もちろん高速はパス。シタミチで向かう。
 千葉市を抜け郊外に入ると、田んぼには緑の絨毯が広がる。青い空に白い雲、本当に夏らしい風景だ。

 途中、東京ドイツ村の前にさしかかる。千葉にはTDLや新東京国際(成田)空港など、”東京”の名を冠する施設が多いが、この場所で東京というのはさすがに首を傾げたくなる。

車の通行の少ないK143。 ここって東京とは言わないだろう?
 
 
 何かちょうだい!
 途中トイレ休憩のため、道路脇に見つけた休憩施設へ。割と大きな池があり、水面にはアヒルの姿。
 一服しながら彼らを眺めていると、すーっとこちらに寄ってくる。どうやらエサを貰えることを期待しているのだろう。
 「ごめんね。何ももってないんだ。」
 (ちっ、しけた奴だ。やってきて損したぜ!)
 多分こう思いながら、アヒルたちは去っていった。(笑)

トイレ休憩で立寄ったところには池があった。
アヒルが3羽寄ってきた。 エサがもらえないと分かると、去っていく。
 
 
 久留里
商店街のゲートにはお城のオブジェ。  13時、久留里に到着。久留里は室町時代から続く城下町で、房総半島内陸部の中心地として栄えた。
 地下水に恵まれており、街のあちこちにこの地方独特の上総掘りという技法を使って掘られた井戸が目立つ。上総掘りは、人力のみで500m近くと深く井戸を掘ることができ、水不足に悩むアフリカなどの発展途上国へも技術指導されていることは有名。またこの水を利用した酒造業も多いそうだ。

 
 
 高澤の水(生きた水)
 R410沿いの民家の入口に、竹筒からコンコンと流れる水桶を発見。高澤の水と呼ばれ、久留里で一番有名な井戸らしい。水桶内には金魚の姿もあった。
 井戸自体は屋敷内にあるので見られないのだが、門の外まで引かれており、寸志で自由に飲むことができる。

高澤の水。R410沿いにある。
無料でも飲めるのだが、施設維持のため寸志の募金箱が置いてある。 屋敷から引かれた水。
冷たくて美味しい!  飲んでみると、冷たくて美味しい。説明書きでは、乳酸菌やペニシリン菌などが含まれているそうだ。ペットボトルにも詰めて持っていこう。
 【高澤の水】
 千葉県君津市久留里市場41  地図

 ※あくまでも私有の井戸で、所有者の善意で開放されているので、感謝してマナーある行動をしたい。
 
 
 志保沢商店
JR久留里線平山駅の隣にある。  久留里観光をする前に、昼食タイム!ひと駅先の平山駅隣にある志保沢商店へ向かう。
 ここはやきそばオンリーのお店で、350円から100円単位で増量可能。メニューには1,050円までしか書いていないが、その下も作ってもらえる。
 男性にオススメの550円で2玉。充分他店の大盛以上ある。私はそのこれを2つにソーセージ、肉入りを注文する。
店内の様子。 壁に貼られたメニュー。350円から100円単位で増量できる。
やきそば4玉ソーセージ・肉入り(1,300円)
 出てきた4玉分のやきそばはさながら山のよう。麺はストレートの乾麺を茹で上げて炒めてあり、やや固めの独特の食感。甘めのソースの香ばしい香りは食欲をそそる。
 キャベツのシャキシャキ感とソーセージや肉のボリュームもあり、また食べたくなる逸品です。
 詳しくはテラめし倶楽部バトル288にて

 【志保沢商店】
 千葉県君津市平山759 地図
 0439-29-2418 10:00〜17:00 月・火・金休
 
 
 この坂を登るの〜?
 14時、久留里城址に到着。駐車場では地元のおばちゃんたちがミョウガやナスなど新鮮な野菜を販売していた。
 城址は駐車場から坂を登って10分ほどの山頂にあるようだ。
 (うぇ〜、この坂を登るの?)
 登山口にあったつえを借りることにする。(笑)
14:00 久留里城址到着。
 
 
 あっちにいけ〜!
ほんと、ちょっと一息させて・・・  (ひぃーひぃー)
 重い体を引きずりながら、急な坂道を登っていく。身体からはどばーっと大量の汗が噴き出し、息が切れてくる。途中にあったその名もちょっと一息ベンチで小休止。(笑)
 息を整えて再び登り始めると前方になにやら動くものが・・・
 (うわぁ〜 だぁー!)
 実は私は大の蛇嫌い。見るのも嫌いだが、触るなんてもってのほか。通り過ぎるのを遠巻きに見ながらやり過ごす。
途中蛇に遭遇。あっちいけ〜! 城址に続く間道にある堀切。普段は橋がかかっているが、敵が攻めてきた際には橋を壊して侵入を拒む。
 
 
 久留里城址資料館
 やっとのことで久留里城址資料館に到着。ここは久留里城の二の丸跡で、昭和54年に本丸に天守閣が復元された際に、一緒に開館した。

 敷地内には上総掘りの井戸掘り櫓や江戸時代の学者新井白石のブロンズ像が展示されている。白石はここ久留里藩の出身だそうだ。
 また内部には久留里城の変遷が紹介され、甲冑・刀剣・鉄砲などの武具も展示されている。

久留里城址資料館(無料)
江戸時代の学者、新井白石のブロンズ像。ここ久留里藩士の子として生まれた。 上総掘りの井戸掘り櫓。
真ん中あたりの開けたところが、二の丸跡で現在いる資料館付近。  久留里城一帯のジオラマ模型を見ると、山城の全容がよく分かる。なるほど、あそこから登ってきたんだ。当時の武将たちはこんな山道を毎日登って、さぞや大変だったことだろう。

 【久留里城址資料館】
 千葉県君津市久留里 地図
 0439-27-3478 無料
 9:00〜16:30 月曜(祝は翌日)・年末年始
 
 
 久留里城天守閣
天守閣に続く道の途中にある男井戸(おいど)・女井戸(めいど)。  続いて尾根沿いの細い道を通り、天守閣のある本丸へ向かう。途中脇に2つの小さな水溜りがある。男井戸(おいど)、女井戸(めいど)と呼ばれ、久留里城の貴重な水源として利用されていたそうだ。
 程なく天守閣に到着。二層三階の天守閣は復元されたもので、鉄筋コンクリート造。最上部が展望台になっており、こちらも無料で見学できる。
 隣には実際の天守櫓があったと思われる土壇が残っている。

二層三階の久留里城天守閣(復元)。
天守閣最上部からの眺め。
 久留里城は戦国時代に、里見義堯により上総経営の本拠地として築城された。その後上総を巡り、相模の北条氏と激しい攻防が繰り広げられ、何度も撃退。難攻不落の名城として、関東一円にその名を轟かせた。
 築城の際に、三日に一度雨が降って困難を極めた伝説から、別名雨城とも呼ばれる。

 【久留里城天守閣】
 千葉県君津市久留里 地図
 0439-27-3478 無料
天守閣隣にある実際の天守台跡の土壇。
 
 
 燃えている〜!
 自宅へ向けR410を走っていると、急に前方に煙が見える。なんだ?
 近づいていくと、一台の車から黒い煙。エンジン部分からはも出ている。
 (おいおい、燃えているぞ!)
 どうやらエンジンがオーバーヒートしたみたいだ。手助けしようかと思ったが、運転手の姿が見えないので、そのまま通り過ぎる。大丈夫だったのかな?

途中前方で煙を噴き出した車。
この日の走行距離:172q

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