第3回 北海道ツーリング(2003.08.12〜08.20)

 5日目:念願のカムイワッカ!
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 2003年8月16日() 晴れ
 船長の家U
船長の家の朝食。ヘタな民宿の夕食以上の内容だ。  放射冷却現象のせいか、朝方かなり冷え込みがキツく、5時に目が覚める。売店でクリオネキャラメルなるものを発見!お土産に購入。

 朝食といえども、ヘタな民宿の夕食以上の内容。取れたてのイカそうめんまでついて大満足!朝からしっかりご飯3杯いかせていただきました。

 船長の家の駐車場にて。道路を挟んでサロマ湖側には、直営の即売所がある。というか水産会社(永田水産)が民宿を経営しているのだ。さすがに安くて新鮮なものが多い。

 今日は知床に向かうつもりだ。そのお目当ては、カムイワッカ湯の滝。ライダーならず北海道フリークなら誰もが知っている超人気スポットである。前回は10月ということもあって、泣く泣くパスしたが、今回の旅の最大の目的はここへ行くことと言っても過言ではない。
船長の家の前にて。
 
 
 看板につられて・・・
じゃがバター(150円)
 看板に引き寄せられた斜里町大栄のR244沿いにあるじゃがいも苑じゃがバター(150円)。冷たいじゃがいもスープ(いわゆるビシソワーズ)も150円と安くて美味しかった。

 この店は
かぼちゃ苑というライダーハウス(1泊700円)も併設している。

 
 
 ヒグマと対面

 正午、知床自然センターに到着。夏の車両規制のため、ここからシャトルバス(往復1,180円)に乗ることにする。(知床五湖パーキングまではバイク通行可能)

 途中、北海道3大熱い濃いともいうが・・・)YHとして有名な岩尾別YHの前を通り、知床五湖を過ぎるとダート道になる。砂利で轍が深く、車両規制がなくてもダボジーは遠慮した方が良さそうだ。

 しばらく進んでいくと、カーブで対向するバスが止まっていた。「道を譲るためかな?」と思っていたが、一向に進まない。すると運転手がマイクで、「あっ!熊がいます!」と叫んだ。窓越しに右手の崖上を見ると、1頭のヒグマがこちらを向いている。その距離わずかに10mぐらいであった。こんな近くで熊が見れるのは珍しいことらしい。
 
 
 カムイワッカ湯の滝
 カムイワッカ湯の滝入口に到着。ここから上流に向けて約20分ほど沢登りをして行く。藻などで川底が滑るため、ゴム靴のようなものが必要だ。
 ビーチサンダルを持っていったが、途中で鼻緒が切れてしまい非常に歩きにくかった。
 入口で
わらじをレンタル(500円)しているおじさんがいた。(国立公園内は営業禁止のはずなのだが・・・)

カムイワッカ入口。ここから滝壷まで沢登りとなる。
カムイワッカ湯の滝。滝壷が湯舟になっている。
滝の上部にも湯殿がある。  途中、本当にこんな所登るの?というような急な箇所があるが、年配の方や小さな子供も結構いた。
 滝壷はちょっとぬるめの湯加減で、日によって変るらしい。真ん中は深くなっており、私でも足が付かなかった。
混浴なのだが、みんな水着を着ているので残念。
 この上にも滝壷があるのだが、メチャクチャ急勾配で禁止されている。登ろうと試みるが、あやうく落ちそうになる人を見て、
勇気ある撤退(単にデブだから無理?)をする。

 帰路、エゾシカの群れに出会う。それも雄鹿ばかりで4頭もいた。
 バスガイドさんの話では、鹿は雄同士でいることは少なく、とても珍しいとのこと。

シャトルバスで見かけたエゾシカの群れ。
こけももとハマナスのソフトクリーム。
 自然センターで食べた、こけももハマナスソフトクリーム(300円)。味はまあまあ。

 
 
 知床

 午後4時、知床自然センターを後にし、知床横断道路進む。前回は紅葉の季節だったが、緑の木々の中を走るのも気持ちがいい。しかし知床の夏は短く、もう間もなく秋がやってくる。

 ウトロ側はいい天気だったが、知床峠に近づくにつれが出てくる。峠付近では、昨日の美幌峠同様で、羅臼側は何にも見えない。気温も急激に低下し、ジャケットの下にTシャツ1枚には非常に堪える。

 冷えた身体を暖めるため、無料露天風呂(残念ながら?男女別)の熊の湯に立ち寄る。この温泉は非常に熱く45度近くありそうで、足を入れると熱いというより痛い。地元の人は平気な顔をして入っているが、観光客は皆一様にその熱さになかなか慣れない。

 羅臼の街に入り、ヒカリゴケで有名なマッカウス洞窟(無料)に立ち寄るが、ちょっと期待はずれ。
 
 
 ジンギスカンが・・・・

 今晩の宿は、羅臼のライダーハウスいっぺん来て見なが!(1泊500円)にする。ここは1,000円でジンギスカン食べ放題ということで期待して行くが、
 「1人?今のところあなただけなので、もう1人来ないとジンギスカンはできないの」とのおばさんの言葉。 (ガ〜ン!ショック。せっかく楽しみにしてたのに・・・)

 いまさら宿を変える訳にもいかず、「港で祭りをやっているので、そこでもっと美味しいものが食べられるよ。行ってきな!」というおばさんの言葉に従い、羅臼漁港へと向かう。

羅臼まつり。  港の一角で、漁師の方たちが色々な出店を出していて、イカそうめん鮭のチャンチャン焼き焼き車海老ホタテなど知床の海の幸が豊富で目移りしてしまう。


 イクラ丼(600円)とカニ汁(200円)、じゃがバター(100円)の夕食。どのメニューも安くて美味しく、特にカニ汁はこの安さで涙が出てくるほど具だくさんだった。

イクラ丼(600円)とカニ汁(200円)

 宿へ戻ると、もう一人ライダーがやってきた。京都から来ている丸山君という学生だ。

 
丸山君!来るのが1時間遅いよ!

この日の走行距離:165q

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