第3回 北海道ツーリング(2003.08.12〜08.20) 6日目:なんでバイクに犬が・・・ |
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2003年8月17日(日) 曇り | |
寒い朝 | |
昨晩はかなり冷え込み、夜中にあまりの寒さに何度も目が覚めた。実は今回、ライディングジャケット以外は半袖のTシャツしか持って来ていない。 というのも、2000年の夏は暑く、今回も暑いだろうとタカをくくっていたのだ。仕方なくジャケットを着て寝たのだが、それでも寒さが堪える。 朝のニュースで、今朝の知床の最低気温は7℃と伝えている。8月なのに信じられない寒さである。やはりどこか北海道を舐めていたのかも知れない。 10時を過ぎても気温はあまり上がらず、路上の気温表示は13℃である。ダボジーは低血圧?なのか、気温が低いとなかなか動いてくれず、最低10分以上暖気運転してやらないと駄目で、特に最近は朝だけでなく日中でも食事など30分以上駐車した後は、暖気が必要になり往生する。おそらくキャブかプラグが悪いのかもしれない。ようやく目を覚ましたダボジーとまずは野付崎に向かう。 |
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道の駅”知床・らうす”で朝食として食べたイカしゅうまい(250円)。イカの中にしゅうまいの具を詰めて煮上げた一品で、とても美味しい。 一緒に食べたミックス寿司(350円)もGOOD! |
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トドワラ | |
トドワラまでは、野付半島ネイチャーセンターから原生花園内の遊歩道を歩いて片道約15分。馬車(片道500円)もあるが、クサフジ、チシマフウロ、エゾノサワアザミなどの野生の花々を間近に感じることのできる徒歩の方がお勧め。 |
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開陽台に向かう途中、標津町で北方領土館(無料)に寄り道する。ここ標津は国後島まで約20qで、江戸・明治から昭和初期まで玄関口として栄えたそうだ。この海の向こうへ自由に行き来できる日が一日も早く来るよう、署名する。 |
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開陽台北16号線 | |
念願だった北19号線。地平線までどこまでも続くストレートを一人占めにしてみました。この後ここで石川さんとナツに出くわした。 |
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写真撮影後、またしてもグズるダボジーをなだめていると、後ろから『大丈夫ですか?』という女性の声がする。振り返ると、荷物を満載したハーレーに乗った若い女性がいた。 『動きますか?』 「暖気しているだけだから大丈夫です」 『じゃあ!』 やさしい娘だなあと、動き出す彼女のハーレーを見送っていると、後部のトランクBOXにトンデもないものを発見!。 いっ、い、いぬ? どう見ても生きた犬が顔を出している。さすが北海道、いろんな人がいるなあ。 彼女は開陽台でも一緒になったが、駐車場ではやはり観光客の注目を一人占めしていた。彼女は石川万里子さんと言い、愛犬ナツと一緒に日本一周をしているそうだ。(彼女のことは、”ツーリングGO!GO!”2003.11月号に載っています。) |
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開陽台 | |
開陽台展望台では、ボランティアのガイドさんがいて、望遠鏡から見える風景を解説してくれ、記念のシールをくれた。 ここからの格子状防風林は、スペースシャトルからも見えるらしく、世界遺産ならぬ北海道遺産第1号に認定された。 |
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昼食は有名なハイジの家のライダー定食(320円)。本当は納豆が付くのだが、品切れで生卵になった。 この日の開陽台はテントもまばらで、どこか寂しい感じがした。 |
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神の子池 | |
裏摩周展望台からの摩周湖。 前回同様晴れており、一段と婚期が遅れることは必死!(笑) |
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裏摩周から神の子池に向かうが、うっかりダート入口を見逃してしまう。 ダートは引き締まっており、ダボジーのようなオン車でも走行可能。でも駐車場はクルマばかりでバイクはダボジーのみだった。 摩周湖の伏流水が湧出しているこの池は、コバルトブルーで神秘的。湖底から水が湧き出しているのが見え、浅そうに見えるが実は結構深いそうだ。 |
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川湯温泉 | |
今日は弟子屈町の川湯温泉郷にあるライダーハウス蜂の家(800円)に泊まることにする。宿泊客はチャリダーの奥野君との2人だけ。 夕食の前に奥野君と近くの共同浴場(200円)へ。硫化水素泉と硫黄泉の2種類の浴槽があり、身体の芯からポカポカとさせ、疲れた身体を癒してくれる。(群馬県の草津温泉と同じ泉質だそうだ。) さすがチャリダー、奥野君は引き締まった身体で顔と両手両足のみ真っ黒に日焼けしていた。 入浴後は、宿を経営している表の福富食堂でカツ丼を食べた。(宿泊客は1割引) |
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この日の走行距離:217q |