第2回 東北ツーリング(2004.05.02〜05.05)

 1日目:キャンプツーリングDEBUT!
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 2004年5月2日() 晴れ
 格安テントゲット!

 いよいよ待ち待ったGWである。今年の会社の休みは、5月2日(日)から6日(木)の5日間と決まった。昨年の北海道ツーリングで、大正カニの家での体験を機にキャンプツーリングに興味を抱き、このGWは是非とも、キャンプツーリングDEBUT!(※デブじゃないよ。デビュー)をしようとずっと目論んでいた。

 キャンプするにあたってなくてはならないのが、テント寝袋。寝袋は既に持っているが、テントは持っていなかった。そこでシーズンオフの冬に、展示処分品を目当てにホームセンターなど物色するが、時期外れとはいえ1万5000円近くし、二の足を踏んでいた。

 ある日会社で、後輩がインターネットオークションをしているのを見て、色々尋ねるとなんとテントなんかも出品されているではないか!しかも1円から始めているオークションもあり、後輩に「例えば1,500円で入札し落札すると、本当にその値段で買えるの?」と尋ねると、『そうですよ。』と答えるではないか!「これを見逃す手はない!」

 彼からオークションの登録の仕方・入札のコツ等を教わり、自宅に帰って早速オークションに登録。テントを見てみると、「ある。ある。いっぱい出品されている。」1500円のものもあれば、5000円ぐらいのもある。オークションの様子を見るため、1週間ほど値動きや入札の動向を観察した後、入札に参加することにする。3つの候補から残り時間・入札者数・金額を勘案して、残り1日入札現在額2510円ドーム型テントに、最高金額3510円までで入札。それから会社でも家でも入札の状況が気になり、残り2時間を切りだしてからは、ほとんどパソコンにかじりつき状態であった。入札金額は3210円まで上がっていたが、残り10分残り5分と時間が経過し、「なんとか落札してくれ〜」と祈りながら画面を見つめる。そして待ちに待ったタイムアップ。見事3,210円落札することができた。ヤッター!!

 落札後、すぐ代金を振り込み、3日後手元にテントが届く。箱に貼ってあった値札シールでは、7,980円と書いてあり、送料を引いても半額以下で買えたことになる。

 さて今回の行先は、暖かい南に行くか、それともまだ肌寒い北へ行くか散々悩んだ挙げ句、東北の秘湯巡りということで、東北ツーリングに決定した。

ネットオークションでゲットした川崎重工ステッカー。  オークションに味をしめたのか、その後クッカー3点セット(1,200円)や川崎重工ステッカー(1,000円)などを次々に落札した。
 特にステッカーは前から欲しくて、どこに行けば買えるか探していただけに、大満足である。ライムグリーンの川崎重工が、ダボジーの黒のボディに映えているでしょう?
 
 
 名物タラ汁

 道の駅”カモンパーク新湊”で出会ったハーレー2人組から聞いて立ち寄った、富山県朝日町の名物タラ汁。日本海の荒波で揉まれ脂の乗ったタラをすまし汁仕立てにしてある。

 入った
食堂コロは、JR越中宮崎駅の目の前にあり、裏手はヒスイ海岸と呼ばれる砂浜になっている。この日は本当に天気が良く、穏やかな日本海が絶景だった。

朝日町名物タラ汁定食
真っ青な空と海がひろがるヒスイ海岸。
 
 
 R8

 昼食後、再びR8を北上。市振の関を過ぎると、天下の難所”親不知・子不知”となり、越後の国新潟県に入る。

 それにしても
R8
は長い。起点の滋賀県米原町(※「まいばら」でなく「まいはら」と読むのが正しい)から終点の新潟市まで約500qも続き、特にこの富山県境から柏崎市までは延々150km近く海沿いを走り、今日はほとんどこの道を通ることになる。


 休憩に立ち寄った能生町の道の駅”能生”。この日は連休の初日で好天であったせいか、大勢の人で大混雑しており、バイクといえども駐車場に困る有様であった。
 ここにはカニヤ横丁と呼ばれるカニを売る店が軒を連ねている。

道の駅能生のカニヤ横丁
試食にもらったカニ足の身
 観光客のお目当てはもちろんカニ。いわゆるベニズワイガニが売られていて、トロ箱に入れられたカニを購入し、テーブルでむしゃぶりつく光景があちこちで見られた。
 各お店では、試食用のカニ足を配っており、私はもっぱら試食のハシゴでお腹を満たした。


 今日はなんとか新潟市までは行きたいと思い、長岡から北陸自動車道を使うことにする。今日の宿は新潟市の新潟東港近くにある海辺の森キャンプ場にするつもりだが、予約はしていない。まぁなんとかなるだろう。
 
 
 

 16時30分、海辺の森キャンプ場に到着。ちょうどもう1台のライダーが来たところだったので、一緒に管理棟へ行くと、「今日はもう満杯。」との返事。
 ここへ来る途中、砂浜でテントを張った数人のライダーたちを見かけたので、「彼らのように別のところでテントを張るしかないのかな」と思っていると、なんと管理員さんが
救いの手
を差し伸べてくれた。

海辺の森キャンプ場。  それは、「1人旅のライダーが先程、ファミリー向けのテントサイト(1日1,500円)を借りたので、小さなテントならまだ2つぐらい張れるスペースがあるはずだから、割り勘にして共同で使わせてもらったら?」という提案だった。

 先客の方は平良さんという方で、快くOKしていただき、2人とも500円を支払い、なんとか今夜のネグラを確保することができた。


 もう一人のライダーは三石さんという方で、実に手際良くテントを設営していく。実はこのテント、買ってから一度も設営の予行演習をしていなかった。しかし昔ボーイスカウトに入っていたので、なんとかなるだろうと、組立開始。最初なので少し時間がかかったが、無事?設営完了。まぁなんとかなるもんさ!

 設営後は彼と一緒に夕飯を囲み、キャンプグッズについて色々教えてもらった。

無事設営完了!
この日の走行距離:428q

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