走り納め？
１１月に入り、幾分か肌寒くなってきた。これが今年最後のツーリングになるかもしれない。 　そこで今回の目的地は、滋賀県の湖東へ。 　ノスタルジー溢れる街並の彦根散策と紅葉はまだチョッと早いかもしれないが、湖東三山が主なコースだ。 　もちろん昼食は近江牛を食べよう！
彦根・夢京橋キャッスルロード�T
	１１時、彦根に到着。彦根城の南側に架かる京橋に続く夢京橋キャッスルロードへ。 　ここには白壁・切妻瓦葺の町屋が再現されており、さながら江戸時代にタイムスリップした感がする。 　車道・歩道が整備されており、電線を地下に埋設しているせいか電柱がなく、スッキリした街並。銀行も昔の両替商といった雰囲気だった。
彦根・夢京橋キャッスルロード�U
	ぶらぶらとお店をひやかしながら散策。 　お土産屋で見つけたニッキ水（120円）なるものを購入。天然桂皮が入っているらしく、お味はクスリのようだった。 　お腹が空いたので、近江牛を食べさせてくれる蔵羽へ。近江肉丼（800円）を注文。お肉には柔らかくボリュームたっぷり。お味も上品な甘さでグッド！ 　蔵羽　（0749-27-8811）　木曜定休 　営業時間：11：00〜15：00（土日は〜20：30）
	食後のデザートということで、キャッスルロードからやや東へ行った所にある、たねや美壕の舎へ。ここの名物、特製よもぎぜんざい（500円）を食べよう！ 　しかし日曜日ということもあり、店内は大混雑。行列ができていた。しかも女性ばかりだ。 　女性客ばかりの中、いい年したオトコ一人が甘味を楽しむ姿は恥ずかしいので、別の店を探すことに。 　たねや美壕の舎　（0749-24-5511）　無休 　営業時間：10：00〜18：00
代わってキャッスルロード沿いの甘味処に入る。（残念ながらお店の名前は忘れてしまいました。） 　つぶ餡がたっぷりかかった焼き餅を食べながら、しばし至福の時間を過ごす。
西明寺
彦根を離れ、湖東三山の一つ、龍應山西明寺（さいみょうじ）に向かう。承和元年（834年）に創建された天台宗の古刹で、源頼朝が戦勝祈願したともされる。 　戦国時代に織田信長公の比叡山焼き討ち直後に、同様に災禍に見舞われたが、本堂、三重塔などが火難を免れ現存し、国宝に指定されている。 　中でも本堂（瑠璃殿）は国宝指定第１号で、鎌倉時代に建立された和様建築。釘を一本も使っておらず、屋根は桧皮葺きとなっている。
金剛輪寺
次に向かったのが、同じく湖東三山の一つ、松峰山金剛輪寺（こんごうりんじ）。奈良時代に聖武天皇の命により、行基上人により開山されたとされ、鎌倉時代に建立された本堂は国宝に指定されている。 　入山しようかと思ったが、外から見た感じではこちらも紅葉はごくわずかのようだったため、入山料（500円）がもったいなく、山門越しの見学で済ます。 　聖徳太子が渡来人のために建立したとされ、近江で最古刹の釈迦山百済寺（ひゃくさいじ）にも寄りたかったが、日没も迫っていたことから、またの機会にし、家路についた。
この日の走行距離：２３８�q

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