2006春 九州ツーリング
 2006年5月5日(金・子供の日) 晴れ
 3日目: その2 〜やっぱり温泉でしょ!〜
 
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 やまなみアゲイン
 大観峰から再びやまなみハイウェイへ。昨日と同じ道だが、方向が変わると全く新たな道に思えてくる。
やまなみハイウェイ
 
 
 筋湯温泉
筋湯温泉・リゾートホテル大高原  阿蘇といえば温泉! 大分県の九重町には数多くの温泉がある。という訳で県道40に入り、筋湯温泉に立寄ることにする。
 近づくにつれ、硫黄の匂いがしてきて、ところどころ湯気が立ち上がっていた。

 筋湯温泉は日本一のうたせ湯があることで有名だが、今回はネットで下調べしてあったリゾートホテル大高原へ。ここには渓流沿いの露天風呂があるからだ。決して混浴だからではない。(←ウソ)
立ち寄り入浴は500円露天風呂には沢を降りていく。 決してクリックしないで下さい!
ここには内風呂が3つ、露天風呂が6つある。 内風呂。蒸し風呂もある。
 渓流露天風呂へは内風呂を通って階段を下って行く。真昼間から全裸で歩くのはチョッと恥ずかしい。途中洞窟露天風呂もあったが、あいにく貸切中だった。
 階段を下りると、ほたる湯もみじ湯の2つの露天風呂がある。すぐ横が玖珠川で、目の前に渓谷が広がる。当然のことながら女性の姿はなかった。(悲)

 筋湯温泉 リゾートホテル大高原
 大分県玖珠郡九重町筋湯温泉
 09737-9-3301 単純泉・500円
露天風呂もみじの湯。
 
 
 安全運転
 おふじさんとはここでお別れ。おふじさんはR442から帰宅の途に。短い時間でしたが、ご一緒にキャンプやツーリングできて楽しかったです。また是非お会いしましょう!

 走っていると後方からサイレンとともに救急車が近づいてきて、路肩に寄り道を譲る。やまなみハイウェイに戻り進んでいくと、左側に先ほどの救急車が停まっていた。
 (うぁー、バイクが事故ったみたいだ。)
 路肩にはグシャグシャになったバイクと負傷したライダーが。我々も気をつけよう!
県道40
 
 
 ランチタイム
農家レストラン べべんこ  前方に駐車場の広い1軒のレストランを発見!ここにすることにしよう。
 駐車所の一画には、杉の木でできた巨大なド○えもん。著作権大丈夫かー?また乗馬クラブも併設されていた。

 さすがにGW。店内は行楽客でビッシリ。でもこのお店は外にはオープン席があり、みんな暑さを嫌ってか外は空いていた。
 外で食べる方が、気持ち良くて美味しいのに・・・

オープン席での食事は気持ち良い。 きつねうどん定食(750円)でお腹を満足させつつ、
 私はきつねうどん定食(750円)ととり天単品(650円)を注文。とり天とは大分名物で、その名の通り鶏肉の天ぷらである。ふんわり揚がったとり天は、肉が柔らかくジューシー。また特製かぼすポン酢を使ったタレが一層食欲をそそり、Oさん、蘭さんにも好評の一品だった。

 農家レストラン べべんこ
 大分県玖珠郡九重町大字田野2407-1
 0973-79-3110

とり天単品(650円)で名物を味わう。
 
 
 由布岳
 水分(みくまり)R210に入り湯布院へ。平成の大合併で湯布院町から由布市へと名称が変わったが、相変わらず多くの観光客で賑わっていた。

 渋滞をすり抜けながら、県道11を進んでいくと、眼前に豊後富士こと由布岳(1,583m)がそびえる。北海道の知床横断道路から見る羅臼岳にも劣らないほど壮大な景色は、何度も見ても素晴らしい!

主要地方道11(日田往還)
雄大な由布岳を見ながら別府を目指す。
 
 
 トラブル発生!
九州ツーリング時の常宿、別府ユースホステル。  別府市街間近になってバックミラーを見ると、後続の2台がいない。(どうしたんだー?)

 路肩に停めて待っていると、程なく蘭さんがやってきた。どうやらOさんのCBにトラブル発生のようだ。Oさんの話では、走行中フロント部分から大きな異音震動があるらしい。
 しばらくあれこれ確認してみるが、原因が判らない。異音は走り始めにひどく、走行しているうちに聞こえなくなることもあるそうだ。
 全く走行不能という訳ではないみたいで、別府YHまでも残り8キロほどなので、とり合えずゆっくり進むことにする。

 16時、別府ユースホステルに到着。私は今回が3年ぶり4回目の訪問になる。
 おっちゃんことオーナーの児玉さんが、
 「いよぉー、久しぶりー!」と快く迎えてくださった。
オーナーの愛車、ヤマハ・ロードスター。到着時間が早かったせいか、バイクはまだ数台しかなかったが・・・
 
 
 竹瓦温泉
 児玉さんと挨拶を交わした後、夕食時まで時間があるので、みんなで別府散策を兼ねてひとっ風呂浴びてくることにする。

 ユースから歩いて20分ほどのところにある竹瓦温泉を目指す。ここは別府八湯の一つ、浜脇温泉エリアにあり、別府のシンボル的な施設だ。喧騒な大通りから一歩路地に入ると、映画「千と千尋の〜」に出てくるような唐破風の壮麗な湯屋が現れてくる。竹瓦の名前は、昔屋根をで葺いていたことに由来する。
竹瓦温泉
社団法人日本温泉協会の天然温泉認定証砂湯(1,000円)入口。  入口で入湯料100円を払う。6年前は確か50円だったが、いつの間にこんなに値上がりしたの?
 ここには別料金(1,000円)で砂湯を楽しむことができるが、あいにく1時間待ちの混雑で断念。浴場は脱衣場より下がったところにある。身体を流し足を入れてみると、

 熱っ〜!

 知床の熊の湯ほどではないが、あまりの熱さに、しばし足を入れて慣らす。5分ほどして熱さに慣れ始め、ようやく身体を湯舟に。

 痛っ〜!

 どちらかというと熱いというより痛い。

 お湯は少し硬めだがツルツルの浴感で、心なしか金気臭もした。湯上り後は汗がすぅーっと引いて、さすが別名乾液泉(けんえきせん)と呼ばれるのも頷ける。

内部の様子男湯入口
男風呂内部。熱い湯なので浸かっている人は少ない。
 余談だが、別府温泉には源泉が約2,800湯あり、うちお金を払って入浴可能な施設が400湯もあるそうだ。別府ではその内の88湯を回る別府八湯温泉道ラリーなるものをやっている。私も今年岐阜県を中心とした36湯を回る温泉シールラリーにチャレンジし完全制覇を達成したが、ここ別府はその2倍以上。さすが世界一の温泉地だ。

 別府八湯温泉道ラリーは、8湯入湯で初段、16湯入湯で二段という具合に8湯ごとに十段まで昇段していき、88湯全部入ると名人に認定される。
 段位取得者には、初段〜二段は、三段〜四段が、五段〜六段が、七段〜十段が、名人は金文字タオルが貰えるそうだ。また名人になると、温泉道殿堂入りするとのこと。時間とお金があればチャレンジしてみたいが、会社を辞めないとまず無理だろうな〜。(笑)

 市営竹瓦温泉
 別府市元町16-23 0977-23-1585
 8:00〜21:30 第3水曜休 100円(砂湯は1000円)
 Na・Mg−炭酸水素塩・塩化物泉(旧分類:重炭酸土類泉)
 中性低張性高温泉 源泉温度57.9度
 
 
 世の中狭いな〜(サプライズその5)
竹瓦温泉から戻るとバイクがこんなに増えていた。  ユースに戻ると、倍以上バイクが増えていた。
 今回Oさんのネット仲間であるブロスさんがご一緒となった。なんでもOさんはブロスさんがこのユースに泊まる事をネットで知っていて、サプライズを試みていたらしい。ブロスさんはOさんに声をかけられて、本当にビックリしていた。見事サプライズ成功!

 またそのブロスさんの知り合いで、蘭さんの知り合いでもあるCBR1000F乗りのヒデさんも同宿となるなど、ほんと偶然と言うか、世の中狭いな〜と痛感させられた。
まずはビールでかんぱ〜い! ユースの夕食。
 
 
 大宴会
 夕食後はブロスさんやヒデさんたちと合同宴会ということで、再び別府の街へ繰り出す。会場はブロスさんオススメの二十八萬石総本店。ここは大分名物のとり天をはじめ、馬刺しばくだん(にんにくのまる揚げ)など地元の名物が低料金で味わえる。
 中でも特製タレに旬の刺身を漬け込んだりゅうきゅうはまさに絶品!是非一度ご賞味あれ。

 海鮮ファミレス 二十八萬石総本店
 別府市元町4-11 0977-22-4261
 16:00〜23:00 水曜休
二十八萬石総本店。
新鮮な馬刺しも超〜美味しい! 特製タレにつけこんだ「りゅうきゅう」。※ピンぼけですみません。
 
 
 宴は続く・・・
商店街で見つけた「やよい天狗みこし」。  すっかり話が盛り上がり、閉店間際まで長居してしまった。ユースに戻っても談話室で、ツーリングやHPの話で盛り上がる。
 ブロスさんは今回、幕末の志士たちの足跡をたどる旅らしく、明日は高知まで行かれるそうだ。後日彼のHPを見てみたが、ほんと精力的な活動に脱帽。日付も変わる頃ようやく床に着いた。

 明日はいよいよ待望の角島だ。天気が良ければイイのだが・・・・

 4日目に続く・・・
宴会から戻るとますますバイクが増えていた。ダボジー出せないよ〜! 宴会後も談話室でオフミが続く・・・
この日の走行距離:167q

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