2007夏 北東北ツーリング 2007年8月11日(土) 晴れ |
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2日目:その2 念願の川原毛大湯滝 | |
七兵衛そば(昼食)→(R13)→新庄市(給油)→主寝坂峠→雄勝峠→(秋田県)→湯沢市(休憩)→(R108・K310)→川原毛地獄→(K310・51)→泥湯温泉→川原毛大湯滝(入浴)→(K51・R13)→湯沢市(買出し)→(R342・397)→大森峠→(岩手県)→奥州市→つぶ沼園地(テント泊) |
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R13(羽州街道) | |
穏やかな最上川の流れを見ながら、再びR13へ。青く育った水田の中を快走。 今は夏真っ盛りだが、この付近は日本有数の豪雪地帯。防雪柵や民家の高基礎がその凄さを物語っている。特に2m以上はある高基礎の家には、驚かされた。 |
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みちのくアイス | |
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雄勝峠を越えて秋田県に入る。秋田出身とされる小野小町が優しく?出迎えてくれる。 気温は30度は優に超えているだろうか?アスファルトからは陽炎が揺らめく。あまりの暑さで道を間違え、Uターンしようしたところ、路肩にカラフルなパラソルが印象的な露店を発見! 秋田名物、みちのくアイスだ。ババヘラアイスの名前の方が有名だが、あちらは商標登録されている。 |
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小休止に1つ(200円)注文。おばさんは手馴れた手つきで、ヘラでピンクと白のアイスを交互にすくい、コーンに盛り付けていく。見る見るうちにキレイなバラの花を模したみちのくアイスが完成。 写真を撮っていると、「やだ、写真に撮るんだったら、もう少しキレイに盛ったのに・・・」 味はピンクがいちご味、白がバナナ味で、食感はアイスと言うより、ジェラートのような感じで、高知のアイスクリンに近いかも。 |
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県道310 | |
おばさんと談笑しながら、しばしの涼を楽しんだ後、再び目的地を目指して走り出す。 R108からK310に入ると、道幅が狭くなる。秋田・宮城・岩手の県境に位置するこの辺りは、奥羽山脈の真っ只中。ブナの原生林を見ながら進んでいく。 途中の高台から見た景色は、青深い山々に、青い空と白い雲。まさに夏らしいひとコマにしばし見惚れてしまう。 |
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川原毛地獄 | |
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次第にヘルメット越しに、鼻をつく硫黄の臭いがしてきた。そしてカーブを曲がった次の瞬間、目の前に、これまでの深緑から急に灰色の世界が広がる。恐山、立山と並んで日本三大地獄と称される川原毛地獄である。 木々はおろか草すら生えていない、まさに死の世界。山肌のあちこちは硫黄のせいで黄色く変色しており、もくもくとガスを吹き上げている。 |
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火口跡までは遊歩道があり、行ってみることにする。路面には溶岩が風化してできた細かい岩石が堆積しており、足を取られて歩きにくい。 また岩肌から噴出するガスが、風向きで時折歩道の方になびいてくる。ガスに含まれる硫化水素は少量(10ppm以上)でも体に不調をきたし、大量(1000ppm以上)に吸い込むと即死するほどの猛毒だ。タオルで口を塞ぎながら、足早に見学を済ます。 |
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泥湯温泉 | |
お目当ての温泉は、川原毛地獄のすぐ下部にあるのだが、ここからだと遊歩道を2q近く歩かないといけないので、大回りする。 途中、みちのくアイスのおばさんが薦めてくれた泥湯温泉の前にさしかかる。3軒の温泉宿があり、露天風呂(500円)や足湯(100円)もある。 泥湯温泉では、2005年に硫化水素中毒で1家4人が亡くなる痛ましい事故があったのだが、道路脇にもガスが噴出する場所が多く、改めて自然の猛威を感じた。 |
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温泉への試練 | |
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14時35分、川原毛大湯滝に向かう駐車場に到着。駐車場の上には、先ほど立寄った川原毛地獄が見えている。ダボジーで行けるのはここまでで、ここから温泉までは徒歩になる。 温泉から戻ってきたライダーに、現地までの距離を尋ねると、「行きは10分ほどだけど、帰りは20分以上ですね」 (うん?帰りは20分?) どうやら、温泉までは山道を下って行かねばならず、帰りはチョッとした山登りになるらしい。デブにはきつそうな道程に不安になる私。(汗) |
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駐車場からすぐ川にかかった木橋を渡る。川の水は鮮やかなエメラルドグリーンで、一見キレイなのだが、水温が60度近い熱湯。落ちたら間違いなく火傷するのでご注意を! 整備された遊歩道を下っていく。帰りはこの山道を上ってくると思うと、一気に憂鬱になってきた。どうせなら、この下に駐車場を作ってくれたらいいのに・・・ |
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念願の川原毛大湯滝 | |
下っていくにつれ次第に轟音が聞こえ始め、鬱蒼と茂る木々の間から、滝が見えてきた。 (お〜!、あれか!) 川底に降りると、眼前に大きな岩から二筋に流れ落ちる滝が現れた。これこそ私が今まで是非来たかった川原毛大湯滝である。以前行った北海道知床半島のカムイワッカ湯の滝と同じく、滝の水は全て温泉で、滝壺が湯船という天然の露天風呂で、無料で入浴できる。落差20mと滝の豪快さではこちらの方が優っている。 |
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期待していた混浴だが、やはりみんな水着着用。うすうす分かってはいたが・・・(残) ”漢なら素っ裸で入るべし!” といきたい所だが、逆に浮いてしまいそうなので、私も水着に着替える。女性の方、近くに男女別の更衣室があるのでご安心を。 滝壺2つあり、それぞれ10人ぐらいは楽にはいれそう。一部深いところもあるが、成人であれば概ね足が付く。この日の湯加減は42℃ぐらいだろうか。長湯するにはやや熱めだった。滝壺以外にも川の窪みが湯船代わりになる。 ph1.45と強酸性のお湯のため、身体に傷口があったり、目や鼻の粘膜に入ると、しみて痛いのでご注意。 念願の大湯滝を満喫し、1時間ほども長湯してしまった。 川原毛大湯滝 地図 秋田県湯沢市高松字高松沢(国定公園内) 酸性-含二酸化炭素・鉄(U)-塩化物泉 低張性強酸性高温泉(源泉94.5℃ pH1.45) 5月中旬〜10月(冬期は積雪により閉鎖) |
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せっかくさっぱりしたのに・・・ | |
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先ほど下ってきた山道をヒーヒー言いながら登る。せっかくさっぱりしたのに、すぐに汗が噴き出してきてしまう。 駐車場に戻り、涼を求めてババヘラアイス(200円)を食べる。もっともここは国定公園内なので、本当は物品販売は禁止されているハズなんですが・・・(ちなみに自販機はありません) ババとは秋田の方言で、おばあさんの意。でも売り子の女性はまだ、おばあさんと言っては失礼なお年だった。(笑)こちらが本家なんだろうが、わたし的には、先ほどのみちのくアイスの方が美味しく感じられた。 |
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R342 | |
湯沢市内のスーパーで今夜の食糧を調達。今宵も野外泊なので、携帯の充電が心細い。外の防水コンセントをチョッと拝借して、しばし充電する。(ゴメンなさい) 時刻は18時を回り、日もだいぶ傾きかけてきた。真っ暗になる前に、今夜の宿営予定地へ急がねば・・・ |
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R397 | |
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大森山トンネル(大森峠)を抜け、橋を渡ると岩手県奥州市に入る。今夜の宿営地までは、まだ15qほどある。 日没後とはいえ晴れているので、まだライトなしでは走れないほど真っ暗ではないが、初めて走る道で、しかも奥羽山脈の真っ只中。途中、鹿やキツネといった野生動物に出くわさないとも限らないので、急ぎながらも慎重にダボジーを走らせる。 |
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つぶ沼園地 | |
19時、今夜の宿営地つぶ沼園地に到着。もしかしたら私一人だけ?と不安だったが、先客が10組ほどおり一安心。ここは市営の無料キャンプ場で、トイレ、炊事場、自販機等も完備されている。ライトを頼りに、急いで寝床となるテントを設営。 話相手になりそうな他のライダーの姿はなく、携帯も圏外。独りだとやっぱり寂しいなぁ ふと上を見上げると、北斗七星やカシオペア座をはじめとする満天の星空。星空に見惚れながら、普段は飲まないビールですぐに酔っ払ってしまい、いつの間にか寝てしまった。 |
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この日の走行距離:357q |