2007夏 北東北ツーリング 2007年8月12日(日) 晴れ |
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3日目:その1 お〜い、美女はいずこに? | |
つぶ沼園地→(R397)→胆沢ダム(建設中)→(K37・122)→夏油温泉(入浴) |
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今日も暑そう〜 | |
昨日の酒のせいか、7時起床。チョッと寝過ごしてしまった。夜露で濡れたフライシートを乾かす間、モーニングコーヒーを飲みながら、今日の予定を立てる。明日はライダー仲間の蘭さんやkeiichi_wさんと青森で合流する予定なので、できるだけ北に行っておきたい。 R4を北上するのも芸がないので、遠野方面から北上しよう。8時に出発し、R397を西へ。 |
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アテルイの嘆き | |
胆沢地方は、かつて大和朝廷の蝦夷(えみし)征伐に抵抗した蝦夷の英雄、アテルイの本拠地だったとされ、付近に点在する温泉群はアテルイの里温泉郷とも呼ばれている。 しばらくすると、目の前にこんな山奥に場違いな生コン工場が見えてきた。さらに進むと、巨大なダンプや重機がなにやら忙しそうに動いている。どうやらここは建設中の胆沢ダムらしく、その大きさに圧倒される。 |
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胆沢ダムは岩や土砂を積み上げるロックフィルダムで、完成後は堤高132m、堤頂長723m、総貯水量1億4,300万立方mを誇る国内最大級のロックフィルダムになるらしい。 案内看板には本流の北上川の洪水調整、河川環境の保全のためとあったが、本当に莫大な巨費と長い年月をかけて作らねばならないのだろうか? 『大和の民よ!我々だけでなく、自然まで支配しようとするのか!』 アテルイもきっとこう思っているに違いない。 |
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K37 | |
胆沢ダムを後にし進んでいると、看板に左折、夏油(げとう)温泉とある。東北を代表する温泉の一つで、江戸時代には東の大関に番付されたこともある850年の歴史を誇る名湯。前から行ってみたかったので、寄ってみることにする。 K37の両側には牧場が点在し、干草のロールも発見。長い直線路を走っていると、さながら北海道に来たような錯覚におちいる。交通量も少なく、快走に走ることができた。 |
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夏油温泉@ | |
K122に入ると、急に道が幅1〜1.5車線に細くなり、山を登っていく。こんな先に本当に温泉があるの?と疑うほどの山深いクネクネ道を進むこと20分、夏油温泉に到着。 元湯夏油では、午前6時から午後8時まで露天風呂の立ち寄り入浴(400円)ができる。 ここには大小5つの露天風呂があり、時間帯によって、男性専用、女性専用、混浴と分けられる。今の時間は滝の湯のみが女性専用で、残りは混浴。これは期待できるかも?ウフッ(笑) |
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夏油温泉A 大湯・疝気の湯 | |
まずは一番奥にある大湯、疝気の湯へ向かう。坂を下って夏油川の川岸に辿り着く。 大湯は男女別の脱衣所があり、浴槽に入ると一緒になる造り。勇んで浴場に向かうが、がらーん!女性の姿はおろか、誰もいない。ちぇっ、残念!(笑) 肝心の温泉はというと、泉温は結構熱めである。泉質はいわゆる芒硝泉(ナトリウム-硫酸塩泉)と石膏泉(カルシウム-硫酸塩泉)で、切り傷や動脈硬化等によく効くそうだ。(詳しくは「温泉の分類と効能」を参照) |
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大湯の近くには、もう一つ疝気の湯があるが、こちらには垣根がないので、丸見え状態。当然のことながら女性の姿は皆無。お〜い、美女はいずこに?(涙) チョッと狭めだが、湯温はちょうど良い感じ。川のせせらぎを間近に見ながら、一人寂しく?入浴する。(笑) 大湯 ナトリウム-カルシウム塩化物・硫酸塩泉 低張性中性高温泉(源泉59.8℃ pH6.6) |
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夏油温泉B 真湯・女(目)の湯 | |
各露天風呂は微妙に泉質や泉温が違うみたいで、入り比べが楽しめる。着替えて残り2つの露天風呂に向かう。大湯から川岸を歩いてもいけるのだが、途中川に入らないといけないところがあるので、坂を上って迂回する。 再び坂を下っていくと、前方から女性5人組とすれ違う。今度こそ期待できるかも?(笑) 勇んで真湯に向かい、浴場に入ると男性だらけで、女性の姿はなし。どうやら一歩遅かったらしい。先にこちらに来るべきだったんだ!(悔) |
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夏油温泉 岩手県北上市和賀町岩崎新田1-22 【地図】 090-5834-5151(衛星電話) 営業期間/5月上旬〜11月上旬(冬期は閉鎖) 日帰り入浴/400円(6:00〜20:00) 公式HP/http://mizuki.sakura.ne.jp/~geto/index.html |