2008夏 第6回北海道ツーリング
 2008年8月15日(金) 曇りのち雨
 
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 4日目:その2 ぬくもりのログハウス
 
 ポークチャップの店ロマン(昼食)→(D8)→中標津町→(D150)北19号→標津町→川北温泉鉄の湯(入浴)→(R244:野付国道)→根北峠→(R244:斜里国道)→斜里町→じゃがいも苑(おやつ)→小清水町(豪雨に遭遇)→網走市→(R39:北見国道)→呼人浦キャンプ場→ログハウス夕陽の家(夕食・宿泊)
 
 北十九号線
 ロマンを後にし、中標津方面へ。途中すしロードの近くを通過するが、今回はパス。中標津の中心街を抜け、開陽台へ。ライダーの聖地だった開陽台も、最近は観光バスやマイカーの方が圧倒的に多く、ライダーは肩身が狭い。もう何度も行っているのでこちらもパス。
 開陽台のそばを走る北十九号線。ここでは何人かのライダーが、仲間の走る姿を写真に収めていた。この風景は何度見ても素晴らしい!

北十九号線では、多くのライダーたちが写真を撮っていた。
この光景に憧れて、北海道に来た人も多いはず。私もかつてその1人でした。
 
 
 川北温泉 鉄の湯
13:30 川北温泉鉄の湯  北海道に来てまだ一度も温泉に入っていない。マップルを見ると、近くに川北温泉があるのでチョッと寄り道。
 鉄の湯という温泉で、鉄分が豊富なのかなと思いきや、分析表を見るとNa-Ca塩化物泉。どうやら鉄工所が運営されているので、この名が付いたのかな?
 入口は普通の民家のようで、入ると受付はあるが誰もおらず、階段の手すりにお金入れがぶら下がっているだけ。勝手にここに料金をいれるようだ。
民家の玄関のような入口。 受付はあるが誰もいない。料金は勝手にこのPETボトルに入れる。
露天風呂はなく、内風呂のみ。手前が高温、奥がぬるめだった。
 まだできて新しいのだろうか、浴室はきれい。先客のライダーが1人いただけだった。
 露天風呂はなく、内風呂のみ。浴槽は2つあり、1つが高温、もう一つがややぬるめ。もちろん源泉掛け流しだ。しばし温泉で体の疲れをほぐす。

 【川北温泉鉄の湯】
 標津郡標津町字川北167-4 地図 
 9:00〜21:00 400円 Na-Ca塩化物泉
 (高張性弱アルカリ性高温泉)
浴場の外観。
 
 
 ホクレンフラッグ復活を望む!
 入浴後、標津町のホクレンSSへ。以前だったら、道内では必ずと言っていいほどホクレンSSで給油していたのだが、今回はここが初めて。

 実は昨年(2007年)まではホクレンで給油すると、ビニール製のホクレンフラッグ無料で貰え、これを集めるのが道内を旅するライダーたちの楽しみの一つだったのだが、今年(2008年)から廃止されてしまったのだ。
 なお標津SSでは、給油するとオリジナルフラッグが貰える。※ただし協力金100円必要。また1人1本まで。

 恐らく原油高騰の煽りで利益が逼迫し、いくばくかの原価を払って本部からフラッグを購入し、それを無料で配ることが困難になったからなのであろう。
 だが、私や多くのライダーがそうだったと思うが、フラッグ欲しさの余り、他のGSより多少単価が高くても、敢えてホクレンで給油していた。
 無料配布が困難であれば、1本200円払ってでもあのフラッグが欲しいライダーはきっと大勢いるはず。少なくとも私はそうである。
 復活を切に願う!
 
標津SSではオリジナルフラッグが貰える。※ただし協力金100円が必要。また1人1本まで。
昨年まではホクレンで給油すると、フラッグが貰えた。写真は2000年のもの。
 フラッグがないと、ホッカイダーに変身できないよ〜!
 
 
 じゃがいも苑(山崎農園)
北海道に来る度毎回寄っているじゃがいも苑。R244沿いにある。  根北峠を越えて、斜里町へ。この辺りから睡魔が襲い出す。眠い・・・
 こういう時は何か食べるに限る!
 ということで寄ったのが、じゃがいも苑(山崎菜園)。初訪の2003年以来、北海道へ来た際には毎回寄らせていただいている、唯一皆勤賞のお店だ。(笑)
 ゆでじゃが(100円)、ゆでとうもろこし(150円)、じゃがいもスープ(150円)と、これだけ食べても400円。相変わらず安くて美味い!
ゆでじゃが(100円)、ゆでとうもろこし(150円)、じゃがいもスープ(150円)。これ全部でも400円!
 【じゃがいも苑(山崎菜園)】
 斜里郡斜里町美咲69 地図 01522-3-1651 6〜10月のみ営業
 
 
 なんか嫌な予感が・・・
 小清水町に入り、濤沸(とーふつ)湖を過ぎた辺りから、前方の空模様が怪しい。
 実は1時間ほど前、サロマ湖付近にいるOさんの掲示板に、土砂降りで雨宿り中とのカキコミがあった。
 北海道では原野や海岸線など開けているところでは、雨の境界線がはっきり分かることが多い。どうやら網走付近は既に雨のようで、その前線がこちらに向かっているようだ。
 北浜駅の駐車場に入り、カッパを装着する。
根網本線北浜駅付近。前方は怪しげな空模様。
根網本線北浜駅。ちょうどディーゼル車が入ってきた。  根網本線の北浜駅は、すぐ目の前がオホーツク海。無人駅なのだが、古い木造駅舎の一部が停車場という喫茶店になっている。

 カッパを着込んで走り始めると、案の定、激しい雨粒が落ちてきた。やっぱり降ってきたか〜。今晩の宿はどうしよう?

 
 
 この雨じゃ・・・
網走湖畔にある呼人浦キャンプ場(無料)。生憎の雨でキャンプは断念。  16時半、網走湖のほとりにある呼人浦キャンプ場に到着。ここは市街地から近く、サイトまでバイク乗り入れもOK。しかも無料なので、前回同様やってきたのだが。
 サイトには結構テントが張られていたが、ほとんどがマイカー組で、ライダーの姿は数えるほど。最初ここで一泊しようと思ったが、降りしきる雨の中のテント設営は大変。芝生もかなり濡れているので、浸水の心配もある。
 テント泊を諦めて、近くにあるライダーハウスに泊まることにする。

 
 
 ログハウス 夕陽の家
 向かったのは2qほど離れた呼人半島西岸にあるログハウス夕陽の家。その名の通り、ログハウスの宿で、網走湖に沈む美しい夕陽が見られるのだが、この日はご覧の通り。
 ライダーハウスも併設しており、離れ(しじみはうす・1,200円・毛布なし)とログハウス(2,000円・毛布付)があったが、奮発して便利なログハウスにする。
 荷物を運んでいると、1匹の野生のエゾリスが出迎えてくれた。女将さんが餌付けしているそうだ。写真を撮ろうしたら、逃げていってしまった。大丈夫、食べないから。(笑)
16:50 ログハウス夕陽の家。
昼間は喫茶店営業もしている。木のぬくもりとランプの柔らかな灯りに癒される。
寝床はログハウス2階(屋根裏)。  荷物を運び入れ、ご主人、女将さんたちと談笑。女将さんの話だと、この雨だと水位が増えて、湖畔のキャンプ場は水没することもあるらしい。やっぱりテント泊を止めて正解だったかも。
 ここは常連組が多く、中にはここで知り合ってご結婚されたカップルもいるそうだ。でも最近はライダーが減っており、常連客も子育てに忙しいのか、だいぶ少なくなったとのこと。

 当初、宿泊客は私1人だけだったが、5人ほどライダーが避難してきた。
 
 
 こんなところにもテラめしが・・・
リスさん型にくりぬかれた木製のメニュー。  晩御飯は喫茶コーナーでいただくことにする。女将さんオススメのうまうま丼スペシャル(しじみ汁付・1,300円)をチョイス。夏季限定のメニューらしい。うまうま丼(1,000円)もあり、どこが違うのかと尋ねると、ボリュームがアップするらしい。
 料理が待つ間、特製手造りソーセージ&ビール(1,000円)で一杯。
 内部は木のぬくもりが感じられ、ランプの柔らかな灯りが幻想的。中央に置かれた薪ストーブもいい味を出していた。
料理ができるまで、特製手造りソーセージ&ビール(1,000円)で一杯。 壁掛時計がいっぱい。ご主人が集められたそうだ。
うまうま丼スペシャル(しじみ汁付・1,300円)。8月までの限定メニュー。
 うまうま丼スペシャルは、いくら鮭フレークエビフライ2尾が乗っている。ご飯の量も2合ほどで、食べてみると意外にボリュームがある。これなら準テラにしてもいいぐらいかも(笑)網走湖産のしじみ汁も美味い。
 その後ライダーたちと酒を酌み交わしながら、今宵も深夜まで宴会。

 【ログハウス 夕陽の家】
 網走市呼人352 地図 0152-48-2427
 冬期は閉鎖 1200円〜(男女別相部屋)
ライダーたちと談笑。
この日の走行距離:288q

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