奥美濃日帰りツーリング 〜ダボジー復活!〜 ツーリングクラブ INDEXへ戻る 期間:2004年6月2日(水) バイク:ダボジー(ZZ−R1100C2) 走行距離:274q |
思わぬしっぺ返し | |
悪夢の800q一気走りの東北ツーリングから1ヶ月が過ぎた。週3回の通院を余儀なくされたが、負傷した傷は意外に直りが早く、お風呂にも平常どおり入れるほど回復した。家族や会社からは小言を言われたが、これでバイクを諦めるなんて、これっぽっちも思っていない。 さぁ、ダボジーに乗れなかった1ヶ月分、取り戻すぞ! 一方ダボジーは転倒でほとんど外傷がなく、ひと安心と思っていたが、思わぬしっぺ返しが待っていた。ちょうど車検を向かえ、馴染みのショップにダボジーを預けたところ、 『マフラーにヒビが入って割れているよ!』との電話。急いで行ってみると、左のマフラーの下部に大きな亀裂。 ガーン! 店員: 『これでは車検が通らないから、交換だね!』 わたし:「やっぱ10万以上かかるでしょうかね?」 店員:『うん!この純正品は高いので、17万円ぐらいはかかるかな?』 車検費用と合わせると、20万以上。予定外の大出費! しかし車検を通さないとツーリングにも行けない。 「25万円あれば、中古の250ccが買えるよなぁ・・・」 と一瞬ダボジーを諦めようともしたが、やっぱりダボジーに乗りたい!という気持ちから、清水の舞台というか東尋坊から飛び降りる覚悟で、マフラー交換をお願いする。 |
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ダボジー復活! | |
純正マフラーはスチール製の2本出し(4‐2‐1‐2)で、重さは17.0sもあり、価格は軽量のチタンやステンレス製の1本出しマフラーより高い。それならと店員のオススメで、アールズギアのSONIC SINGLE(4‐2‐1)に決定! エキパイとサイレンサー部分はチタン製、集合管はステンレス製で、重さはなんと5.0sと純正の3分の1以下の軽さだ。 車検費用、前後ブレーキパッド、エンジンオイル、ブレーキフルードの交換もあわせて、25万円 。僕の財布もずいぶん軽くなった! |
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真名川ダム | |
自分とダボジーの完治祝いに、奥美濃へツーリング。岐阜県へは今回、国道157号線を利用する。この道、県境の温見峠付近が積雪のため冬期通行止めとなり、5月から10月までしか通行できない。 |
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大野市にある真名川ダム。自宅からそう遠くないが、訪れたのは今回が初めて。このダムの完成で、1つの村が廃村になったそうだ。途中崖崩れで道が半分なくなっていた。 |
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真名川ダムによってできた人造湖、麻那姫(まなひめ)湖のほとりにある麻那姫像。日照りの際、神々の怒りを静めるため川に身を投げたという悲しい伝説に基づくそうだ。しかし金ピカの像はちょっと・・・ |
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温見峠 | |
福井・岐阜県境の温見峠。福井県側は一応舗装されているが道幅が狭く、途中ガレていたり落石の場所があるので注意。 峠には能郷白山(1,617m)に登山するのか、数台のクルマが駐車してあったが、人影はなかった。 |
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峠にてコンロでお湯を沸かし、コーヒーを楽しんでいると、1台のオフロードバイクがやってきた。石川県ナンバーの熟年ライダーで、しばし歓談。R156へ抜け、富山県経由で帰るそうだ。 福井県の県境付近の道は整備不足が多く、ここも岐阜県側の方が道幅が広く走り易かった。 |
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たたりじゃ〜! | |
「えっ、人の生首?」と本巣市の能郷付近を走行中、思わずダボジーを停めてしまった。 実はマネキン人形の首で、おそらくカラス除けのためだろう。しかし本当に笑える。 |
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R303 | |
2ヶ月ぶりの根尾の薄墨桜。花が散り、沿道の店も閉まっており、訪問者は私ひとり。物悲しい雰囲気だが、葉が青々と繁り、改めて生命の偉大さを感じる。来年も木々いっぱいに花を咲かせてくれるだろう。 |
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藤橋村の道の駅”星のふるさとふじはし”で食べた冷やし梅うどん。うどんの生地に梅を練りこんであり、色取り鮮やかで、梅の風味が冷たいスープにマッチしていてGOOD!料理ができるまでの間、クッキーとケーキのサービスがありチョッと得した。 |
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R157から大垣・関ヶ原を回って帰るのが普通だが、R303で坂内村を経由して滋賀県木ノ本町に抜けるルートを選択。福井県南越前町(旧今庄町)の夜叉ケ池のある三周ケ岳のちょうど反対側を走っている格好だ。岐阜・滋賀県境の八草峠付近は、細くクネクネした道の割りには意外と交通量があり、結構走りにくい。 今回は人・車ともに病み上がりということもあり、16時と比較的早く帰宅した。 |
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この日の走行距離:274q |
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