第4回北海道ツーリング(2004.8.10〜8.18)

 3日目:ダートはこりごり!
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 2004年8月12日(木) 曇り
 道の駅むかわ

 さすがに北海道。朝方の冷え込みはきつく、何回か目が覚め、トイレに行く。この道の駅はこの数年にできたみたいで、町の温泉施設と共用している。トイレが施設内にあるためか、ガードマンが入口付近で警備をしていた。道の駅の休憩所24時間開放していた。(休憩所内での野宿は禁止と書いてあったが・・・)

 6時になりテントから出ると、もう既に何台か出発しており、夏目さんたちもテントを撤収していた。コンロでレギュラーコーヒーを点てて目を覚まそうと思ったが、荷物を降ろすのが面倒なので、自販機の缶コーヒーで我慢し、私もテントの撤収を行い7時に出発する。

 今回の旅は、その日に行きたいところを考えるつもりで全く計画を練らなかった。今日は日高から十勝へ向かい屈斜路湖まで行くことにする。

昨晩のネグラ  道の駅”むかわ”の無料テントサイト(?)屋根付のバイク置場に隣接していて、荷物の運搬もラクチン!


 道の駅”むかわ”のエントランス。ブキミなポポちゃんでスミマセン。この町は、シシャモで有名だが、タンポポも町の特産らしい。

ポポちゃんになってみました。
 
 
 道の駅樹海ロード日高

 R237を北上し、日高へ向かう。早朝ということもあり、交通量が少なく、快適に進み、8時道の駅”樹海ロード日高”に到着。
 朝食がまだだったので、セイコーマートでスパゲティーナポリタンとおにぎりを購入。このナポリタンは105円と激安価格だけでなく、味もバジルが利いていてとってもデリシャス!(この後すっかり気に入り、ほぼ毎日食べました!)
 ダボジーもお腹を空かせていたので、ホクレンで給油しフラッグをゲット!

 道の駅で、札幌から来ている2組のカップルのライダーと歓談。1人の女性が行動的というか、好奇心旺盛というか、ダボジーにベタベタ貼ってあるステッカーについて、あれこれ聞いてくる。特に雑誌培倶人(ばいくじん)のステッカー(8月号の付録)には興味津々であった。
 
 
 然別湖
然別湖
 最初に鹿の湯に寄ってから来ようと思っていたが、鹿追町で道を間違い、然別湖に先に着いてしまう。

 これが間違いのもとであった・・・。

 
 
 鹿の湯

 然別湖から鹿の湯へ行くためには、来た道を戻り道道1088に回るか、山田温泉付近の町道然別峡峰越線を行くことになる。戻る方がずいぶん遠回りになり、マップルにも町道は”走りやすいダート”と書いてあるので、町道を行くことにする。

 町道の入口はすんなりと見つかり、なるほどオン車のダボジーでも比較的走りやすいダートだと思って進んでいくと、次第に道がガレてきて、ダボジーのカウル底面に小石が当たり始める。所々落石箇所も見受けられた。

 行けども行けどもダートが続き、山をドンドン登っていく。登れば下るのが自明の理であり、ガレた砂利道を下っていく。(峰越線と書いてあるのだから、よく読めば分かりそうなものだが・・・) 熊が出そうな山道で、何回か引き返そうと思ったが、さっきの道を戻るかと思うと、もう少し前に進もうと、必死の思いで鹿の湯へ到着。

 鹿の湯はキャンプ場奥の河原にあり、無料・混浴の露天風呂だが、女性はおろか誰もいなかった。

 アブが多く、裸になるやいなや身体にへばり付いて痛みが走る。アブをタオルで払いながらの入浴で、写真でも顔が引きつっているでしょう?

鹿の湯
 
 
 悪夢のダート

 入浴後、もう町道はコリゴリということで、道道で戻ることにするが、またしても大失態!
 キャンプ場からそのまま行けばすんなり戻れたらしいが、菅野温泉側の道を選択したため、またしても峠越えのダート。しかも先程より轍が深く、ほとんどトホホ状態であった。

 さらに追い討ちをかけるかのように、前を走るオフ車砂ぼこりをまきあげてくる。オフ車は2台で、どうやらカップルらしく、後尾の女性が何でもないところでも、頻繁にブレーキをかけてくる。本来なら軸線を外したいところだが、轍があるのでそうもいかず、車間距離を多めにするしかない。しかし、いきなり平坦な直線のところでフルブレーキをかけてきたため、あやうく追突しそうになり、ダボジーの後輪がロックし、もう少しで転倒しそうになる。 もう勘弁してよ〜!

 道が舗装路になったところで、彼らを追い抜き、ようやく悪夢のダートは終わった。

 やはりダボジーにはダートは似合わない!
 
 
 食い過ぎ!
オショロコマそば大盛(1,000円)
 鹿の湯から戻り、本日2回目の然別湖で昼食をとる。大雪山系で唯一の天然湖である然別湖に生息するオショロコマの天婦羅の付いたオショロコマそば大盛(1000円)。オショロコマの天婦羅は淡白な味で、ダシの利いたそばに合う。


 昨年のリベンジ三国峠に行こうと、上士幌町の糠平で給油するつもりだったが、スタンドがこの春3月に閉鎖されていて、敢え無く断念!

 そのせいで、スタンド横の食堂みはる豚丼の看板に釣られてしまい、2度目の昼食を取るハメになる。(単に食い意地が張っているだけだが・・・)

みはるの豚丼
 
 
 上士幌鉄道資料館

 糠平で上士幌町鉄道資料館(100円)に立ち寄る。ここは帯広〜十勝三股間を走り、昭和62年に廃線となった旧国鉄士幌線の糠平駅跡地にある。
 内部には旧駅舎の模型や写真パネルなどが展示されていて、特に糠平湖の北東岸にあるコンクリート製のアーチ橋、タウシュベツ川橋梁には興味がそそられた。この橋梁はもともと音更川に架かる橋梁だったが、糠平ダムによってできた糠平湖のため、季節によって湖面に水没したり出現したりして、今頃の時期は水中に没しているそうだ。
 是非行ってみたかったが、ダボジーの燃料が心細いのと、途中またダートを走らなければならないので、今回は泣く泣く諦める。残念!

 
 
 和琴半島湖畔キャンプ場

 足寄から阿寒、摩周と抜け、屈斜路湖の和琴半島にある和琴半島湖畔キャンプ場(400円)へ。

 途中自炊の食材を買い忘れ、最寄の商店を求め、摩周のセイコーマートまで往復32qも買出しに行くハメになる。

和琴半島・屈斜路湖
和琴半島湖畔キャンプ場
 キャンプ場で、昨日鵡川で一緒だった夏目さんと偶然再会した。この日の夕食はマーボ豆腐。しかし火加減を誤り、ご飯を焦がしてしまった。トホホ・・・。

 夜半急に風が出てきて、湖面はさながら大シケの海のように波立ち、一晩中波音がうるさかった。

この日の走行距離:438q

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