京都B級グルメツーリングU ツーリングクラブ INDEXへ戻る 期間:2005年11月24日(木) バイク:ZZ−R1100C2(ダボジー) 走行距離:359q |
行程 | |
(福井県)自宅→(R8)→鯖江市(給油)→越前市(買物)→敦賀市→(R161)→(滋賀県)→道の駅”マキノ追坂峠”(休憩)→(R161)→志賀町→(湖西道路:志賀IC〜滋賀里IC)→大津市→(県30)→田ノ谷峠→(京都府)→京都市→久留味(昼食)→世界遺産・龍安寺(見学)→(R367:鯖街道)→途中峠→(滋賀県)→道の駅”くつき新本陣”(休憩)→(R303)→高島市今津→(R161)→高島市マキノ(給油)→マキノ高原温泉さらさ(休館)→(R161)→(福井県)→敦賀市→(R8)→越前市→アクアシピィ(入浴)→(R8)→自宅 |
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忘れ物 | |
今年もあとわずか。紅葉の見納めに何処へ行こうか?やはり紅葉と言えば京都だ。テラめし倶楽部の取材で、京都に気になるお店がある。 そうだ!京都へ行こう! 今日の福井県の天気予報は終日雨。しかし京都や太平洋側は秋晴れのようだ。出掛けからカッパ装着を余儀なくされるが、1時間ほどの辛抱だ。 10時に自宅を出発。越前市を走行中にデジカメを忘れたことに気付く。 しまった!どうしょう?家に取りに帰るか?しかし今から戻れば確実に1時間のロスになる。 予定外の出費となったが、道中のホームセンターで使い捨てカメラ(389円)を購入。それにしても使い捨てカメラって安くなったなぁ。以前は1,000円近くしていたのに。やはりデジカメ普及の影響なのかなぁ。 |
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R161 | |
滋賀県境まではずっと雨で、控えめのスピードでの走行を余儀なくされる。 沿道の山に赤や黄色と紅葉がまさに見頃だった。 |
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道の駅”マキノ追坂峠”で休憩。 平日の雨の中、バイクは1台もおらず、クルマもまばらだった。缶コーヒーでしばし暖をとる。 近くのマキノ高原にさらさという立ち寄り温泉施設があるみたいだ。帰りにでも寄ってみよう! 高島市今津付近にさしかかると、予報どおり雨は上がっていた。 |
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カレーショップ久留味 | |
湖西道路から県道30を使って京都府へ。 まずは昼食に寄ったのが、左京区高野竹屋町にある、カレーショップ久留味(くるみ)。ここはテラめし倶楽部の次の対戦相手をネットで探していて見つけたお店で、ジャンボカレーは脅威のボリュームとのこと。 ネットで大体の場所を調べると、左京郵便局の裏ということで、割と簡単に見つけることができた。 |
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入口には、メニューや雑誌等で紹介された記事が数多く貼られていた。 中でもひと際目だっていたのが、やはりジャンボカレー。ご飯の量が5合(約1.5s)と対戦相手としては申し分ないというか、完食できる人はいるのだろうか? ご主人の書いたお知らせを見ると、 「ジャンボカレーは、ふらりと久留味にこられても、すぐにはお出し出来ません!」 さすが京都!一見さんにはお出しできません!と思いきや、そうではないらしい。 とても普通の人では食べることができない量なので、半分の2合半(750g)の中カツジャンボカレーを立て続けに2杯食べることができた人にのみ、次回からジャンボに挑戦できるそうだ。 チョッと緊張しながらお店に入る。 |
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とんかつ中ジャンボカレー | |
内部はカウンターとテーブル席が3つほどのこじんまりした感じ。 中にも色々紙が貼ってあるが、ここにもジャンボカレーのことが書いてあった。ジャンボカレーに挑戦して残すと、500円の罰金らしい。中ジャンボでも100円の罰金だそうだ。 これは意地でも食べきらないと・・・そう思いながら、とんかつ中ジャンボカレー(900円)を注文する。 |
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『お待ちどうさま。』 注文して数分で、テーブルにとんかつ中ジャンボカレーが運ばれる。 でかっ! さすが中ジャンボとはいえ、ご飯2合半(750g)を使ったカレーは、比叡山のごとくそそり立っている。カツもとんかつカレーの場合、カツカレーの2倍の量があり、食べ応えありそうだ。 |
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スプーンを手に取り、口へ運ぶ。野菜や色々な具材が煮込まれたと思われるルーは、濃厚な味だがフルーティ。結構辛口で、最初は甘く感じるが、次第に辛さが舌を刺激してくる。 ご飯の盛りがハンパじゃないせいか、カレールーが少し足りない。そこで中ジャンボの場合、1回までならルーのお代わりができる。ジャンボの場合は何回でもできるそうだ。 店内には学生らしき客が数組いたが、みんな普通盛のカレーを食べている。普通盛といえども、1合半強(500g)のボリューム。充分お腹が膨れる量だろう。 この店にはカレーチケットなる回数券があり、カレー400円が1杯あたり350円で食べられるそうだ。しかも現在クリスマス企画として、チケットを多く買うと、おまけのチケットが付いてくるらしい。ちなみにチケット10枚(35,000円・100食分)を買うと、おまけでチケット8枚(28,000円・80食分)が付いてくるそうだ。おまけも入れると、1杯あたり194円。これはオトクだ!私が学生で、この辺に住んでいたら間違いなく購入しているはず。(笑) さて、ルーのお代わりをして、約15分で完食。 お腹の状況は、腹八分目といったところで、ジャンボ挑戦のため、もう一杯食べようかとも思ったが、帰りがシンドクなりそうだったので、今回はこれで済ます。 ※詳しくは、テラめし倶楽部・バトル6 でも紹介しています。 |
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龍安寺T | |
お腹が膨れたところで、紅葉を観に何処へいこうか? 嵐山や東山といったところも考えたが、石庭で有名な世界遺産の龍安寺に決める。 駐車所(無料)にダボジーを止め、参道を歩いていく。山門までの木々も紅葉していたが、山門の中の紅葉はまさに今が旬!筆舌に尽くしがたい風景が広がる。 |
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大雲山龍安寺は、もともと徳大寺家の別荘だったのを、1450年(宝徳2年)に管領細川勝元が譲り受け、禅寺(臨済宗)に改められた。その後応仁の乱や寛政年間の火災により2度も焼失し、その度ごとに再建された。現在の方丈は西源院の方丈を移築したものだそうだ。 |
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龍安寺U | |
方丈の前庭は、枯山水様式の石庭として有名。一度来てみたかった。 白い砂の中に石がいくつか置かれただけの庭であるが、見る人の思想・信条などにより、禅的、宇宙観など様々な解釈がされている。 本来なら、ここで座禅を組んで静かに庭を眺め、心眼を開いて無の境地に達したいところだが、観光客でごった返しており、静寂感を味わう雰囲気とはおよそかけ離れていた。 |
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方丈の北東にある銭形のつくばい。 一見、”五、隹、止、矢”と何のことだか解らないが、中心の口を付けたし共用すると、”吾・唯・足・知(われただたるをしる)”と禅の格言が隠されている。これを寄進したのは、黄門様こと水戸光圀と言われているそうだ。 そばにある老木は侘助椿と呼ばれ、かの豊臣秀吉も賞賛したそうだ。 |
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方丈の回り廊下に座って景色を見ていると、隣にある庫裡(くり)の屋根に変なものを発見! よ〜く見てみると、なんと瓦から松の木が生えていた。 |
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龍安寺V | |
方丈を出たあと、鏡容池(きょうようち)に。池の周りには散策路があり、山門に戻ることができる。 鏡容池は平安時代の名残りを残しており、かつてはおしどりが群れていたことから、おしどり池とも呼ばれていたそうだ。 青い湖面に紅葉が映える風景には、しばし感じ入ってしまった。 |
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四条河原町 | |
紅葉を愛でたあと、帰宅の途につく前に四条河原町へ向かう。京都一の繁華街に寄った目的は、木屋町通り近くの喫茶コロナ。 これまたネットでの情報だが、ここの玉子サンド(500円)はボリューム満点ということ。おやつにちょうど良いと思い向かったのだが、なかなか見つからない。 京都の住所は、下ルとか上ルとかやたら長くて、私のようなお上りさんには大変。でも京都の人に言わせると、この方が解りやすいそうだ。 |
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木屋町通りは花街でもあるので、あちこちから呼び込みの声がかかるが、誘惑を振り払いコロナを探す。単に食欲の方が優っていただけでもあるが・・・(笑) 通り沿いの駐車場のおじさんに尋ねると、「この裏だよ」とあっさり見つかった。でも開店は5時からみたいで、現在4時と1時間も待たなくてならない。5時だともう日が暮れてしまい、帰りが大変なので、残念ながら諦める。来年の夏に来よう! 喫茶コロナ 京都市下京区西木屋町四条下ル船屋町201 |
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ドシャ降りのなか | |
帰りはR367、通称鯖街道で帰ることにする。大原付近も紅葉しており、景色を堪能したいところだったが、今頃になって腹の中の中ジャンボカレーがうごめき出す。香辛料が胃壁を刺激しているのか、ムカムカしてくる。また満腹からか、眠気も襲ってきた。やはりもう1杯食べなくて良かった。(笑) 日の暮れるが早く、道の駅”くつき新本陣”に着いた5時過ぎには、すっかり真っ暗。道の駅の施設は、もう既に閉まっていた。冬期営業なんだろうが、チョッと早すぎるのでは? 道の駅を出ると雨が落ち始め、またたくうちに本降りとなる。ほんと天気予報通りだ。慌ててカッパを着て家路を急ぐ。雨で視界が悪くなったが、気温は10℃前後と比較的暖かい。晴れている方が気温が下がることを思えばまだマシだ。 途中、マキノ高原のさらさで暖を取ろうと寄ってみるが、なんと休館。本来水曜定休だが、昨日が祝日だったため、今日の休みに代わったみたいだ。 県境付近は雨足が強く、神経を使いながら進まざるを得なかった。 どうにか山間部を抜け自宅まであとわずかだが、越前市のアクアシピィに立ち寄ったこともあり、帰宅したのは10時を過ぎていた。 |
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この日の走行距離:359q |
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