京都B級グルメツーリングV
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期間:2005年11月30日(水)
バイク:ZZ−R1100C2(ダボジー)
走行距離:339q

 行程
 (福井県)自宅→(R8)→敦賀市→(R161)(滋賀県)→高島市→(県287)マキノ高原温泉さらさ(入浴)→(県287)メタセコイア並木(R161)→志賀町(給油)→(湖西道路:志賀IC〜下坂本IC)(R161:西大津バイパス)(京都府)→京都市→(R1)グリル・アローン(休業中)→ひとみ(昼食)→(R1・161)(滋賀県)(湖西道路:下坂本IC〜志賀IC)→志賀町→(R161)道の駅”マキノ追坂峠”(休憩)→(R161)(福井県)→敦賀市→(R8)道の駅”河野”(休憩)→福井市(給油)→自宅
 
 京都アゲイン
 先週に引き続きテラめし倶楽部の取材で、京都へ行くことにしたが、今回も生憎の
 たかが食事するためだけに、雨の中2週続けて京都に行くなんて・・・と自分でも呆れてしまう。
 今日は先週より5℃近くも気温が低く、雨というより氷雨。カッパを着ていても、寒さが突き刺さり、指先の感覚もなくなってくる。
 たまらずコンビニのホットコーヒーで、暖をとった。

敦賀のコンビニでコーヒーブレイク。暖まる〜。
 
 
 マキノ高原温泉さらさ
マキノ高原温泉さらさ。スキー場に隣接している。  県境は昼間だというのに3℃近い気温。体中が冷たくてしょうがない。
 身体を温めるため、先週休館だったマキノ高原温泉さらさに立ち寄る。ここは3年前にオープンしたばかりの新しい施設で、マキノスキー場に隣接している。
 ”さらさ”の名の由来は、近くの山に自生する「サラサドウダン」というピンクの可憐な花に因んでおり、川の清流をイメージしたそうだ。

定休日は第2・4水曜日。今日は第5水曜なので営業していた。雨は一向に止む気配がなかった。

 ここには普通の男女別入浴施設(600円)と混浴水着着用バーデンゾーン(800円)がある。
 
施設内部。男湯が満天星(どうだん)、女湯が風鈴(ふうりん)。
 入口でカッパを脱ぎ、濡れているので何処かに干すところはないかと、受付の女性に尋ねる。
 しかしその女性は、「脱衣場にロッカーがありますから、そこにお入れ下さい。」とのたまう。
 (はぁ〜?バカかお前は!濡れているから気を使っているんだろうが・・・)と心の中で叫ぶが、弱気な?私は、『いやぁ、濡れているので、ビショビショになって・・・』と言い出すと、マネージャーらしき男性が、「こちらでお預かりしておきます」と預ってくれた。

 男湯は満天星と書いて”どうだん”と呼ぶそうだ。泉質は、パンフにはラドン・フッ素イオン含有アルカリ性単純泉とご大層なことが書いてあったが、単なるアルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・低温泉)のことだ。もともと温泉の無かったところに無理矢理ボーリングして作った温泉で、当然加熱・循環・殺菌処理していて、スーパー銭湯と大差はない。

 内部には37℃42℃の2つの浴槽があり、交互に入浴することで身体の芯まで温まると書いてあった。最初37℃に入るととても暖かく感じたが、42℃の方に入った後に再び入ると、えらいぬるく感じた。外には露天風呂もあったが、屋根がないため雨に濡れてしまうのでパス。

 やや不満の残る施設だったが、ひとまず身体を暖めることはできた。
 
 
 メタセコイア並木
メタセコイアの並木
ヨン様ならぬダン様になろうとしたが、止めました。  さらさを出て県道を南下していくと、視界が開け大きな並木道になる。道の両側にメタセコイアの大木が植えられていて、日本の街路樹100選にも選ばれている。
 葉っぱは茶色く紅葉しており、雨の中どこか哀愁を感じさせる。
 もうしばらくすると雪化粧に変わるだろうが、まさに冬のソナタのワンシーンみたいだ。
 また並木の周りには栗畑が広がっていた。この辺は栗が名産らしい。

 
 
 R161
湖西を代表する比良山。  途中今津までRV車のパトカーの後ろを走ることになったが、このパトカー、60キロ制限のバイパスを赤色灯も回さず、80キロで進んでいく。オイオイ、それってスピード違反じゃないの?
 湖西の山々は紅葉も終わりを告げ、間もなく冬がやってくる気配。武奈ケ岳や蓬莱岳といった比良連山は、雨雲のせいかかすんで良く見えなかった。
 先週は山中峠越えで京都へ入ったが、今回は西大津バイパスからR1へ合流し、山科回りで京都市内へ入ることした。
 
 
 ノーコンテスト試合
京都市役所西隣の寺町通り沿いにある。 グリル・アローン。
入口には、「当分休業します」の看板があった。  実は今回のテラめし倶楽部の対戦相手は、中京区寺町通りのグリル喫茶・アローンジャンボオムライスのはずだった。
 しかしお店に行くと、
「当分の間、休業します」の看板。

 ウォー、どうしたんだー!せっかくこれを食べに雨の中やってきたのに・・・・

 突然の対戦相手の試合放棄。さてどうしよう?

 
 
 喫茶&軽食ひとみ
 しかしそこは食い意地の張ったマエダンゴ。
 チャンと次なる対戦相手を準備していたのだった。その相手とは?

 それは北区の立命館大学衣笠キャンパス近くにある喫茶&軽食ひとみ。ここのジャンボオムライスもハンパじゃない爆盛と評判で、次回以降の対戦相手にしようと密かにピックアップしていたのだった。

 衣笠キャンパスは先週行った龍安寺の近くで、先々月にMC鉄輪会で行ったお好み焼ジャンボからもそんなに離れていない。この辺は道が細く、しかも入り組んでいるため、少し解りづらい。大学の警備員の方に聞いたところ、即答で教えてくれた。この辺ではかなり有名なお店らしい。

 南門のすぐそばにあり、まさに学生街の喫茶店といった感じだ。中に入ってもチョッと薄暗く、お世辞にもキレイとはいえないが、味・ボリュームは期待できそうな雰囲気を感じる。

立命大衣笠キャンパス南門そばにある”ひとみ”。
3時過ぎという時刻にもかかわらず、店内には6組ほどお客がいた。
 
 
 セミジャンボオムライス
レディース、普通盛、セミジャンボ、ジャンボと4種類のボリュームに分かれている。  注文を取りにきたご主人に、
 『ジャンボオムライス下さい!』
 と頼むが、ご主人は私の身体を見ながら、
 「止めとき。セミジャンボにしておいたら?(立大の)相撲部の子らでも残すよ!」

 (私なら大丈夫だと思うけど・・・)と少し大食いのプライドを傷つけられ、内心怪訝に感じたが、ここは素直に従うことにした。
 「うちのはセミジャンボでも2合はあるからね」

セミジャンボオムライス・ドリンク付(830円)

 「お待ちどうさま。セミジャンボオムライスです。」

 でかっ!

 やはりご飯2合を使っているだけあって、普通のオムライスの2倍は軽くある。

ケチャップがたっぷりかかった昔ながらのオムライスだ。
中にギッシリとチキンライスが詰まっている。 味もまあまあだが、ケチャップの酸味のせいか、口の中がだんだんヒリヒリしてくる。

 味は昔ながらのオムライスといった感じで、まあまあいけるのだが、ケチャップの味が続くとやや単調になってくる。約15分完食したが、もう1杯というとチョッと厳しいかも。また最初からジャンボにした場合、恐らく見た目の迫力に圧倒されて、ギブアップしてしまうだろう。
 食後、ご主人が「足りましたか?」と聞いてこられたので、『腹八分目ぐらいです!』と答えてしまった。(笑)

 ※詳しくは、テラめし倶楽部・バトル7 でも紹介しています。
 
 
 帰路
 無事対戦を終えると、時刻は午後4時。
 先週寄れなかった喫茶コロナリベンジとも考えたが、今晩も福井は雨の予報なので早めに帰ることにした。

 やはり福井県境に近づくにつれ、天気が悪くなり雨が落ち始める。再びカッパを着ての走行を余儀なくされる。先週より気温が低く、指先が冷たいというより痛い。グリップヒーターが欲しいよ〜。

日没間近の湖西バイパスの(旧)仰木雄琴料金所。
道の駅河野はライトアップされていた。
 最後の休憩で寄った道の駅河野では、クリスマスバージョンなのか?ライトアップされていた。

 午後8時、自宅に着くとオドメーターが69,844qとなっており、次回ツーリングで7万キロ達成しそうだ。

この日の走行距離:339q

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