2007春 磐梯・蔵王ツーリング
 2007年4月29日(昭和の日) 晴れときどき曇り
 
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 2日目:その2 磐梯吾妻スカイライン
 
 (R115)土湯峠磐梯吾妻スカイライン→湖見峠→兎平浄土平吾妻小富士火口磐梯吾妻スカイライン(K70)→福島市→(R4)(宮城県)(R4)→白石市
 
 磐梯吾妻スカイライン@ 土湯峠
 R115に入り、今回のスペシャルステージの一つ、磐梯吾妻スカイラインが近づいてきた。1000m超の吾妻連山の尾根沿いを走る全長28.7qの有料道路(自二1,150円)で、日本の道100選にも選ばれている。料金は割高だが、その価値は充分ある。また6年後の平成25年7月には償還満了となるので、今から楽しみだ。

もうすぐ磐梯吾妻スカイラインだ。
日本の道100選にも選ばれている。 吾妻連山の尾根沿いを走る
 
 
 磐梯吾妻スカイラインA 兎平
兎平付近で見かけた雪の回廊  兎平付近にさしかかると、道の両側に小規模ながらも、雪の回廊が出現。以前訪れた八幡平の回廊と比べると全然迫力にかけるが、しばしその景色を楽しみながら走行。
 標高が高いせいか、気温もぐっと低くなる。ジャケットの下は薄手のTシャツ1枚の私に、冷気が突き刺さる。
 
 
 磐梯吾妻スカイラインB 浄土平
 スカイラインの中間地点に近づくと、前方に残雪の残るはげ山が見えてきた。吾妻連山のひとつ、一切経山(1,949m)で、今も噴気を上げる活火山である。麓は浄土平と呼ばれ、レストハウスやビジターセンターがある。駐輪代金100円を支払って駐車場へ。
 ここは標高1600mもあり、ますます寒さがこたえる。そのうえ風が強いせいか、体感温度は5℃以下。寒いよ〜!

前方にはげ山が見えてきた。
浄土平と背後の一切経山 ビジターセンターでは火山や自然の学習ができる。
 
 
 磐梯吾妻スカイラインC 吾妻小富士
頂上まで近そうに見えて、結構ある。きつかったー  ダボジーに戻り出発しようかと思い、ふと前方を見ると小高い丘のような山があり、登山路が続いている。標高1707mの吾妻小富士といい、みんな登っている。悩んだ末、せっかくということで重い身体を引きずって頂上へ向かう。
 登山路は幅はあるのだが、1段の間隔広く歩幅の調整がしにくい。関東に来て毎日4q近く歩いているのだが、キツイ。まだまだ体力不足だな。苦闘10分、ようやく頂上へ到着。
吾妻小富士山頂からみる火口跡。
頂上から見る浄土平。荒涼たる風景が広がり、その中をスカイラインが貫く。
 頂上には大きな火口跡(釜)がぽっかりと開いている。釜の回りも散策路になっており、約30分で1周できるみたいだが、もうそんな体力残っていません。(笑)
 また視点を換えて、登ってきた浄土平方面に目を向けると、モノトーンの荒涼とした風景が広がり、その中をスカイラインが貫いている。
 なんという絶景なんだ!!
 しばしこの風景に見惚れていたいところだが、頂上は下以上に風が強く、真っ直ぐ立っていられない。撮影用の三脚を風で煽られたり、帽子を吹き飛ばされた観光客もいたぐらいだ。早々に下山する。
 
 
 磐梯吾妻スカイラインD 浄土平
まさに死の世界。よくこんなところに道を作ったもんだ。
最悪の場合死に至る恐れもあるので、絶対止めましょう!  駐車場を後にし、先ほど小富士頂上からみた風景へ。灰色の岩がころがる殺伐とした世界を走る。この風景をカメラに収めようと、停車して撮影。(本当は有毒な火山性ガスのため、駐停車禁止です!
 しかし硫黄の臭いがたち込め、目が少し痛くなってきた。ヤバイ!有毒な硫化水素が充満しているようだ。早く立ち去らねば・・・
 息を止めて急いで走り抜ける。良い子のみなさんは決してマネしないように・・・
 
 
 フルーツライン(県道5)〜R4
 死の世界を抜け、吾妻高原へ。標高1500mから一気に1000m以上下っていく。急勾配の下りカーブが続くので、スピードには注意を!高湯温泉付近にさしかかり、ようやく冬から春に戻った感じだ。
 K5、別名フルーツラインに入ると、両側には梨やリンゴといった果樹園が広がり、初夏から秋にかけて、季節のフルーツが楽しめる。

 R4に再度合流。福島県に別れを告げ、宮城県に入る。
眼下に福島市街が見えてきた。
県道5号。別名フルーツラインと呼ばれる。その名の通り、道の両端には果樹園が広がる。 いよいよ宮城県に突入。

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